日本百貨店協会は9月25日、2025年8月の全国百貨店売上高概況を発表しました。
同月の免税売上高は441.7億円となり、6か月連続の前年同月比減となりましたが、マイナス幅は改善し、回復の兆しが見られます。
購買客数は中国、台湾を中心に大きく増加し、8月として過去最高を記録しました。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)8月の免税売上、前年同月比4.7%減も回復傾向
2025年8月の百貨店売上総額(免税売上高以外も含む)は4,139億円で、前年同月比で2.6%増加しました。前年実績を上回るのは7か月ぶりです。
免税売上高は441.7億円(同4.7%減)で、6か月連続でマイナスとなりましたが、前月(36.3%減)に比べて減少幅は大きく縮小しました。
為替相場が前年並みで推移したことや、前年4月以降の円安による「反動減*」の影響が落ち着いたことが背景にあります。
* 前年同月の数値が好調だった場合、今年の数値が「前年同月比減」となり、相対的に不調に見える状態
購買客数は8月として過去最高
1人当たりの購買単価は約8万9,000円(同12.4%減)で、同23.6%減だった前月よりマイナス幅が11.2ポイント回復しました。
免税購買客数は49.4万人(同8.9%増)で、8月として過去最高を記録しました。特に中国、台湾の購買客数は2桁増となっています。
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日本百貨店協会:
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