横須賀市は9月22日、ヘリコプターを活用した地域活性化事業 「横須賀・三浦半島Sky Tourism」を開始すると発表しました。
本プロジェクトでは、地域と民間企業が協力し、インバウンド旅行者や富裕層を含む幅広い層の旅行ニーズに対応していくことを目指しています。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)ヘリコプターを活用した「横須賀・三浦半島Sky Tourism」始動
本事業は、観光誘客および地域経済の活性化を目的に、「横須賀・三浦半島エリアの新しい観光交通・体験の手段」としてヘリコプターを活用し、地域の自然や歴史、文化資源の活用と発信力向上に取り組むものです。
民官4社による連携モデルとして、横須賀市は調整・広報、京浜急行電鉄株式会社はプロモーション・地域連携、株式会社AirXは運航管理・販売、株式会社ユニマットプレシャスはヘリポート提供を担当します。
第1弾はヘリコプター遊覧飛行サービス
第1弾として、2025年10月より事前予約制のヘリコプター遊覧飛行サービスを開始し、季節ごとに2日程度、定期開催する予定です。
1機あたりの搭乗人数は最大3名で、料金は「千代ケ崎砲台跡~観音崎周遊(約10分)」が4万4,000円、「城ヶ島周遊(約15分)」が6万6,000円、「江ノ島・鎌倉周遊(約30分)」が13万2,000円となっています。
第2弾では、遊覧飛行に加え、地域の文化体験や観光プログラムと連携した「ヘリでの移動+現地での体験型観光」という新たな観光スタイルを構築します。
第3弾は中長期的な事業として、地域の高付加価値宿泊施設などと連動させ、滞在型観光や富裕層誘客に対応した「宿泊+空路」の体験型商品を開発する計画です。
将来的な展望としては、次世代モビリティへの対応も視野に入れ、先進モデルの確立を通じて、横須賀・三浦半島エリアのブランド力と発信力の向上を目指すとしています。

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<参照>
横須賀市:『横須賀・三浦半島Sky Tourism』始動! -ヘリコプターを活用した地域活性化事業 (民官4社連携モデル)-
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