大阪・関西万博出店のコンビニ3社、会期中の実績を公表 人気商品が一番売れた店舗に

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10月13日に閉幕した大阪・関西万博。セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマートの3社は、万博会場内に出店していた店舗の業績をそれぞれ公表しました。

3社すべてで人気商品の販売数が全店舗トップになるなど、国内外から訪れた多くの来店客が各社の魅力を体感しました。

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【セブンイレブン】来店客数164万人超 “未来型店舗”で新たな取り組み

セブン‐イレブンは万博会場内にて、未来に向けたさまざまな挑戦を具現化した“未来型店舗”「セブン‐イレブンイレブン西ゲート店」と「セブン‐イレブンウォータープラザ店」を運営。万博会期中(4月13日~10月13日)の2店舗合計での来店客数は、164万人超を記録しました。

また、西ゲート店における1日あたりのおにぎりの販売数は2,341個で、日本のセブン‐イレブンで最もおにぎりを販売した店舗となりました。

さらに、大阪・関西万博が掲げる「未来社会の共創」や「新たなアイデアの創造・発信」のコンセプトのもと、環境・商品・買い物体験の3つの視点で取り組みを実施。具体的には、来店者参加型の資源循環の実証や、環境配慮素材を使用したデザインパッケージ、アバターロボットによる遠隔接客などを行いました。

博覧会協会が実施する「持続可能な取り組みに関する表彰」では、「脱炭素部門」および「調達部門」の2部門を受賞しています。

【ローソン】2店舗の売上高が世界トップに からあげクン販売数も日本一

ローソンは、「ローソン大阪・関西万博店」およびカフェ店舗「ローソンカフェ大阪・関西万博店」を運営し、期間中の来店客数は2店舗合計で120万人以上にのぼりました。また、2店舗合計での売上高は、世界の約2万2,000の店舗うちトップとなりました。

また、コンビニ店舗内で販売していた「からあげクン」は、期間中約36万食を販売。手軽に食べられる商品として外国人からも人気となり、1日あたりの平均販売数は約2,000個で、全国1位の販売数となりました。

2店舗で使用していた什器や資材の一部は、既存店舗や今後オープンする店舗にて順次リユースされる予定です。

【ファミリーマート】ファミチキの一日売上個数で最高記録

ファミリーマートが運営していた「ファミリーマート大阪・関西万博店」では、期間中にファミチキ(ファミチキレッドを含む)を約23万3,000個販売しました。また、一日最大販売数は2,371個を記録し、万博開催期間におけるファミリーマート全店舗での一日あたりの売上個数として最高となりました。

店舗は大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づき、『メディアデバイスとSDGsを融合した未来のライフスタイルを提案するコンビニエンスストア』として運営され、使用した商品棚やレジカウンター、冷蔵ケースなどは今後新しい店舗で使用される予定となっています。さらに、什器は再利用され、万博閉幕後に出る廃棄物を約6.2トン削減できる見込みです。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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