航空データ分析大手のOAGは、世界の主要な空港を対象とした「Megahubs 2025」を発表しました。
同ランキングは、国際線での乗り継ぎが可能な空港をランク付けしたもので、羽田空港は2024年の3位から9位へと順位を下げた一方で、福岡空港は31位から28位へとランクアップしました。
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「国際メガハブ空港ランキング」、羽田がトップ10入り
「国際メガハブ空港ランキング2025」では、2024年に続きロンドン・ヒースロー空港(イギリス)が1位となりました。
2位はイスタンブール空港(トルコ)となり、年間で最も混雑する日の乗り継ぎ便数が昨年比で25%増加したことで、昨年の8位から大きく順位を伸ばしました。ほかには3位にアムステルダム・スキポール空港(オランダ)、4位にクアラルンプール国際空港(マレーシア)が続きます。
羽田空港は、乗り継ぎ便数が前年比10%減となり、昨年の3位から9位に順位を落としました。日本からはほかにも福岡空港が28位に選ばれており、昨年の31位から順位を伸ばしました。
- 1. ロンドン・ヒースロー空港(イギリス)
- 2. イスタンブール空港(トルコ)
- 3. アムステルダム・スキポール国際空港(オランダ)
- 4. クアラルンプール国際空港(マレーシア)
- 4. フランクフルト国際空港(ドイツ)
- 6. 仁川国際空港(韓国)
- 7. シカゴ・オヘア国際空港(アメリカ)
- 8. ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(アメリカ)
- 9. 羽田空港(日本)
- 10. シャルル・ド・ゴール国際空港(フランス)
OAGは、同ランキングの発表が今年で10周年を迎えるにあたり、10年前(2015年)のランキングもあわせて発表しました。
当時の1位はロンドン・ヒースロー空港(イギリス)で、2位にはシカゴ・オヘア国際空港(アメリカ)が選ばれており、羽田空港は9位でした。
2015年に4位だったイスタンブール空港(トルコ)が今年2位に、10位だった仁川国際空港(韓国)は6位にランクインするなど、一部空港ではこの10年で順位が変更しました。
LCCランキングでは成田が7位、福岡が12位に
そのほかにも、LCC(格安航空会社)の路線を対象としたランキングも発表されました。
クアラルンプール空港(マレーシア)が昨年に引き続き1位となり、日本からは7位に成田空港、12位に福岡空港がランクインしています。成田空港は、昨年比で乗り継ぎ便数がほぼ倍増したことによって、昨年の19位から大きく順位が上昇しました。
- 1. クアラルンプール国際空港(マレーシア)
- 2. 仁川国際空港(韓国)
- 3. ニノイ・アキノ国際空港(フィリピン)
- 4. 香港国際空港(香港)
- 5. ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦)
- 6. シドニー国際空港(オーストラリア)
- 7. イスタンブール空港(トルコ)
- 7. 成田空港(日本)
- 9. バルセロナ・エル・プラット国際空港(スペイン)
- 10. シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)
関連記事:世界の航空需要、8月も堅調に拡大 国際線は日本・中国が2桁成長【IATA旅客需要データ 2025年8月】
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<参照>
- OAG:THE MARKET'S DEFINITIVE RANKING OF THE TOP INTERNATIONALLY CONNECTED AIRPORTS
- OAG:Megahubs: 10 Years On
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