JALグループは10月30日、2026年3月期 第2四半期業績（2025年4月1日〜9月30日）について取りまとめを発表しました。
好調なインバウンド需要と緩やかに回復する日本発のビジネス需要を取り込んだことで、 前年同期比で増収増益を記録しました。
関連記事：JAL、インバウンド好調で増収増益 EBITは過去最高【2026年3月期 第1四半期】
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JALグループ、2025年4月〜9月の業績を発表
JALグループが発表した2025年4月〜9月の業績は、好調なインバウンド需要などを背景に、増収増益を達成しました。
売上収益、第2四半期累計で再上場後の過去最高を記録
2025年4月〜9月の売上収益は、前年同期比9.1%増の9,839億円となり、第2四半期累計で再上場後の過去最高を達成しました。
本業による利益を示すEBIT（利払い・税引き前利益）は、1,097億円（同28.0%増）となり、純利益は676億円（同35.6％増）を記録しました。
セグメント別で見ると、フルサービスキャリア事業の売上収益は、同8.9%増の7,751億円を記録。国際旅客においては、好調なインバウンド需要と緩やかに回復する日本発のビジネス需要を取り込んだことで、旅客数が同10.1%増、旅客収入は8.0%増となっています。
また国内旅客についても、旅客数が同10.6%増、旅客収入は同7.7%増となりました。
LCCは増収を達成するも、EBITは前年同期比で減少
LCC事業においては、LCCマーケットの需要増により、売上収益は前年同期比10.4%増の590億円と前年を上回りました。一方でEBITに関しては、同9.5%減の70億円となっています。
ZIPAIRにおいては、インバウンド需要の取り込みが一時的に伸び悩むも、旅客収入は同9.0%増の382億円となり、増収を達成しました。またSPRING JAPANは、北京や上海（浦東）などの中国大都市を中心とする好調な旅客需要を取り込み、旅客収入が同21.7%増と伸長しました。
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＜参照＞
JAPAN AIRLINES：JALグループ 2026年3月期 第2四半期連結業績
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