10月外国人宿泊数は1,723万 9月国籍別、中国は前年と同水準に【観光庁 宿泊旅行統計 2025年9月・10月】

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観光庁は11月28日、宿泊旅行統計調査(2025年9月・第2次速報、2025年10月・第1次速報)を公表しました。10月の延べ宿泊者数は6,025万人泊で、前年同月比1.1%増となりました。

外国人宿泊者数は前月から466万人増の1,723万人泊(前年同月比8.5%増)となっています。

また9月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、中国が1位であることがわかりました。

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10月の延べ宿泊者数は6,025万人泊、外国人は1,723万人泊

観光庁は、2025年10月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。

10月の延べ宿泊者数は全体で6,025万人泊、外国人延べ宿泊者数は1,723万人泊でした。

日本人宿泊者数は前年同月比1.5%減と、前年とほぼ同水準だったものの、外国人宿泊者数は同8.5%増となりました。

▲2024年〜2025年の訪日外国人延べ宿泊者数推移:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲2024年〜2025年の訪日外国人延べ宿泊者数推移:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

客室稼働率は全体で67.4%で、前月から4.2ポイント増加し、前年同月比では2.8ポイント増加しました。

最も稼働率が高かったのはビジネスホテルで、81.3%となっています。

また、都道府県別の稼働率(9月)を見ると、大阪府が83.6%と、全国で最も高い値でした。

9月の国籍別延べ宿泊者数、引き続き中国が1位

また、9月の国籍別延べ宿泊者数も発表されました。国籍別では、8月に引き続き中国が1位となっています。

▲国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2025年9月・第2次速報):観光庁 宿泊旅行統計より
▲国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2025年9月・第2次速報):観光庁 宿泊旅行統計より

上位5か国は、中国に続いて台湾米国韓国オーストラリアの順となりました。

中国は前年同月比0.3%減と、前年とほぼ同水準でした。一方、韓国(前年同月比15.7%減)と香港(同26.7減)は、前月に引き続き大きく減少しました。

また、ロシア(同113.0%増)、インド(同50.1%増)、ドイツ(同39.2%増)などが大きな伸びを見せました。

9月の地方部における外国人延べ宿泊者数、前年比7.6%増 都市圏は減少

9月の外国人延べ宿泊者数を三大都市圏と地方部で比較すると、三大都市圏が前年同月比1.4%減となったのに対し、地方部では同7.6%増となりました。

9月の外国人延べ宿泊者数における三大都市圏と地方部の割合は、68.3% / 31.7%となっています。

▲三大都市圏及び地方部における外国人延べ宿泊者数比較:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成
▲三大都市圏及び地方部における外国人延べ宿泊者数比較:観光庁 宿泊旅行統計より訪日ラボ作成

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<参照>

観光庁:宿泊旅行統計調査

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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