インバウンド消費は過去最高の9.5兆円 その市場規模を他産業と比較する

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2025年のインバウンドの市場規模は9.5兆円に達し、前年(8.1兆円)を大きく上回りました。国内輸出産業と比較しても第2位につけるなど、日本経済においても大きな存在感を示しています。

本記事では、1月22日に発表された財務省貿易統計の速報をもとに、主要品目別輸出額とインバウンド消費額の比較をまとめます。

関連記事:2024年版比較

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インバウンド需要(訪日旅行消費額)は9.5兆円 輸出産業第2位の規模

観光庁が発表したインバウンド消費動向調査によると、2025年のインバウンド消費額は9兆4,559億円(約9.5兆円)で、過去最高となっています。

関連記事:2025年の訪日消費額、過去最高の9.5兆円 1人当たり旅行支出は22.9万円

▲訪日外国人消費額の推移:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日外国人消費額の推移:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

財務省貿易統計(速報)で発表された他産業の輸出額と比較すると、1位の自動車に次ぐ2位の額に位置しています。

▲2025年インバウンド消費額と主要品目別輸出額比較:観光庁「インバウンド消費動向調査」、「財務省貿易統計」より訪日ラボ作成
▲2025年インバウンド消費額と主要品目別輸出額比較:観光庁「インバウンド消費動向調査」、「財務省貿易統計」より訪日ラボ作成

前年2024年のインバウンド消費額は8.1兆円で、同じく2位に位置しています。今年は前年と同様の並びではあるものの、1位の自動車との差は小さくなっています。

▲2024年インバウンド消費額と主要品目別輸出額比較:観光庁「インバウンド消費動向調査」、「財務省貿易統計」より訪日ラボ作成
▲2024年インバウンド消費額と主要品目別輸出額比較:観光庁「インバウンド消費動向調査」、「財務省貿易統計」より訪日ラボ作成

※本記事では、財務省の統計データ及び経済産業省資料に準拠する形で記事内容・グラフを作成しています。輸出額とインバウンド消費額の算出方法は異なりますが、わかりやすく単純比較するものとなっています。

経済産業省資料:https://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2023/2023honbun/i2230000.html

好調に推移するインバウンド市場 市場の多様化や単価向上でリスクに備える

2025年は訪日客数・消費額ともに前年を超えて過去最高を更新し、日本のインバウンド市場は好調に推移しました。

一方で2026年の訪日客数は、JTBの予測では、中国からの訪日需要減少などによって微減すると予想されています。

インバウンド市場は、国内外のさまざまな要因に左右されます。だからこそ、特定の市場や施策に依存せず、ターゲットの多様化や消費単価の向上など、リスクを分散する取り組みが欠かせません。

また、オーバーツーリズム対策や地方誘客を進めることで、観光による経済効果を日本全体に広げ、持続可能な形で取り組んでいくことも求められます。

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<参照>

観光庁:インバウンド消費動向調査

財務省貿易統計:2025年(年分)主要商品別輸出(速報)

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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