世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は3月11日、イラン紛争による観光業界への影響に関する分析を発表しました。
発表によると、イランにおける紛争の激化により、国際観光客の旅行支出が1日あたり少なくとも6億米ドル減少していると推定されています。また、ドバイやアブダビといった主要な航空ハブにまで混乱が生じていることにより、世界規模で旅行需要を抑制する要因になるとの懸念も示しました。
一方、政府と観光業界が迅速に連携して信頼回復に努めた場合、需要は最短2か月程度で回復に転じる可能性があるとも述べています。
関連記事:【アジア・中東編】JNTOが語るインバウンド市場の動向とは?
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)WTTC、イラン情勢で観光業界が1日6億米ドル損失と推定
WTTCによる分析では、イランでの紛争激化に伴う国際観光客の支出減少額は、中東全域で1日あたり少なくとも6億米ドルに達すると推計されています。
中東は世界の国際線旅客数の5%、国際線乗り継ぎ客数の14%を占めていることから、世界中の空港や航空便、ホテル、レンタカー会社、クルーズ会社に影響が及ぶとの見方を示しています。
さらに、ドバイやアブダビ、ドーハ、バーレーンなど、通常は1日あたり約52万6,000人が利用する主要航空ハブにおいて、紛争の激化に伴う空港の閉鎖やフライトのキャンセルが発生しており、世界の航空交通網にまで大きな影響を与えるとしています。
なお、今回の試算は、紛争前の2026年における中東の予測値に基づいています。同予測では、今年の中東地域全体における国際観光客の旅行支出を合計2,070億米ドルと見込んでいました。
観光需要、最短2か月で回復の可能性も
一方で、WTTCのグロリア・ゲバラ会長兼CEOは、旅行・観光業界が誇る回復力の強さについても言及しています。
同氏は過去の調査データを引き合いに出し、政府と観光業界が迅速に連携して旅行者の信頼を回復させる措置を講じた場合、最短2か月程度で需要が回復に転じる可能性があるとの見解を示しています。
また、正確な情報発信や官民一体となった連携、そして安全を確保する具体的な対策が、観光業界の回復力を支える鍵になると述べています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
WORLD TRAVEL & TOURISM COUNCIL:WTTC Forecasts The Iran Conflict Is Already Costing The Travel & Tourism Sector at Least US$600 Million Per Day
日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
「trial JAPAN」は日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォームです。
インバウンド向け外国人インフルエンサー施策を、煩雑な交渉やスケジュール調整などの手間なくすぐに始められます。
従来のインフルエンサー施策より、低コストで運用負担を抑えられるため、継続的なインバウンド市場への認知拡大を実現します。
詳しくはこちらをご覧ください。
インバウンド集客のはじめの一歩なら「口コミコム」で
Googleマップ・口コミ・多言語対応まで、訪日外国人に“選ばれる店舗づくり”をまるっとご支援します。
訪日ラボ運営のmovだからこそできるサポートを試してみませんか?
【好評配信中】インバウンドで3年連続“前年比150%以上”!ローカルブランドが勝てる口コミ活用術
沖縄県で焼肉店を数店舗展開し、3年連続で売上を伸ばし続ける「焼肉 もとぶ牧場」。
その背景には、インバウンド急増に合わせたマーケティング強化と、口コミを中心にした仕組み化・現場改革があります。
本ウェビナーでは、同社のマーケティング担当者をお招きし、沖縄における最新のインバウンド動向や売上4倍の実現につながったマーケティング戦略の全体像、人手不足の現場でも回る“口コミの自動化・仕組み化”の事例をご紹介します。
<セミナーのポイント>
- ローカルブランドが3年連続で前年比売上150%を実現した担当者から聞ける!
- 人手不足でも無理のない「口コミ活用の仕組み化」が学べる!
- 口コミを現場でどう収集し、改善・集客に活かしているのか、その具体的な方法がわかる!
詳しくはこちらをご覧ください。












