通訳案内士とは、日本語が分からない訪日外国人に外国語を使って案内をするツアーガイドのことです。メイン業務は外国語を使っての通訳で、他にも日本の文化や伝統、歴史などを外国人にわかりやすく伝える豊富な知識が求められます。
「全国通訳案内士」と「地域通訳案内士」の2種類があり、全国通訳案内士になるには国家試験である「全国通訳案内士試験」に合格する必要があります。2018年の通訳案内士試験の合格率は9.8%で、ほかの国家試験の合格率と比べても非常に難易度の高いものとなっています。
一方、地域通訳案内士は特定の地域の情報に精通している通訳案内士を指します。それぞれの自治体が行う研修に参加し、登録する必要があります。