鹿児島県の人気観光スポットランキングです。観光名所に寄せられたGoogleマップ上の口コミデータをもとに、訪日ラボが独自に調査を実施しました。
鹿児島県のインバウンド人気観光スポットランキング TOP10
鹿児島県で今インバウンドに最も人気がある観光スポットは「仙巌園（せんがんえん）」でした。展望台と入浴施設がTOP10の半数以上を占めました。
| 1位 | 仙巌園 |
|---|---|
| 2位 | 砂むし会館砂楽 |
| 3位 | 城山公園展望台 |
| 4位 | いおワールドかごしま水族館 |
| 5位 | 鹿児島港 桜島フェリーターミナル |
| 6位 | 霧島神宮 |
| 7位 | 湯之平展望所 |
| 8位 | アミュプラザ鹿児島 |
| 9位 | 有村溶岩展望所 |
| 10位 | ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉 |
またTOP10を鹿児島県の地図に並べてみると、多くのスポットが鹿児島市内と桜島に集まっていることが分かりました。
鹿児島県の2023年9月の外国人延べ宿泊客数は9,582人であり、コロナ禍で大きく落ち込んだ前年同月の750人から急回復を見せました。国・地域別内訳は台湾が全体の27.3%を占めたほか、香港・韓国・中国・アメリカの順で多くなっています。ただし、コロナ前の2019年比でみると5割程度の水準であり（韓国のみコロナ前を上回る）、いまだインバウンドは回復途上にあると言えます。
自然・歴史に触れられる観光資源が多い鹿児島県。2023年4月には、鹿児島・阿蘇・雲仙エリアが、観光庁が行うインバウンド富裕層の呼び込みを支援する取り組みの「モデル観光地」に選ばれました。豊かな自然や歴史・伝統文化、特産品など、様々な魅力を組み合わせた観光商品の開発・発信により、今後の観光・インバウンド業界の発展にも期待ができます。
さらに、鹿児島市は訪日客の呼び込みに注力すべく、「インバウンドV字回復プロジェクト」として外国人宿泊観光客数を26年に80万人まで増やす計画を掲げています。今後の鹿児島県のインバウンド動向に注目です。
＜調査概要＞
- 調査対象：訪日ラボが独自に選出した鹿児島県内観光名所100箇所（口コミ総数：8,912件 / 外国語口コミ数：639件）
- 口コミ調査期間：2023年5月27日～2023年11月22日
- 調査リソース：Google マップ から公開されている口コミを抽出し独自に分析 ※★評価のみ（口コミなし）や絵文字のみの口コミは分析の対象外
- 調査方法：「口コミサイトを “もっと” 売上に変える」口コミコム（インバウンドオプション）を利用して、調査リソース上のデータを独自に分析・解析
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