2020年東京五輪 4000万人次代に向け急速にインバウンド受け入れ体制・法制度整備進んだ2017年
インバウンド市場の好成長を受け、2017年3月に 「観光立国推進基本計画」 の改定案が閣議決定されました。この計画では、東京五輪開催の2020年の目標数値が 訪日外客数4000万人・インバウンド消費8兆円・地方のインバウンド宿泊7000万人泊 と大幅に上方修正されました。また、民泊新法による民泊解禁、それにあわせた旅行業法、旅館業法の改正、さらには通訳案内士、ランドオペレーターに関する法令にもメスが入るなど、急速に法制度の整備が進みました。
8月には 北朝鮮ミサイル が発射され、朝鮮半島の緊張感が高まったものの、インバウンドには大きな影響は見られず、9月には 昨年より45日早く訪日外客数2000を達成 した2017年。そのインバウンド市場のトレンドはどのようなものだったのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
2017年のインバウンドデータ
項目 | 数値 |
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訪日外国人数 | 28,691,073人 |
外国人延べ宿泊数 | 79,690,590人泊 |
外国人実宿泊者数 | 50,976,320人 |
インバウンド消費額 | 4,416,119,433,138円 |
インバウンド消費額(億) | 44,161億円 |
他の年のインバウンドデータを時系列・トレンドで見る
2017年のインバウンド需要データ(訪日外国人観光客数)国別推移
2017年インバウンド宿泊データ(宿泊旅行統計調査)の地域別 国比率
2017年のインバウンド消費データ(訪日外国人消費動向)国別推移
2017年のインバウンドデータサマリー
訪日外客数 | 外国人延べ宿泊者数 | 外国人実宿泊者数 | 訪日外国人旅行消費額 | |
---|---|---|---|---|
2017年1月 | 2,295,668人 | 6,358,750人泊 | 4,078,370人 | 9,679億 |
2017年2月 | 2,035,771人 | 5,967,440人泊 | 3,902,310人 | |
2017年3月 | 2,205,664人 | 6,071,640人泊 | 3,867,780人 | |
2017年4月 | 2,578,970人 | 7,876,330人泊 | 5,052,440人 | 1兆0,776億 |
2017年5月 | 2,294,717人 | 6,506,440人泊 | 4,196,360人 | |
2017年6月 | 2,346,442人 | 6,261,000人泊 | 3,988,880人 | |
2017年7月 | 2,681,518人 | 7,503,830人泊 | 4,752,720人 | 1兆2,305億円 |
2017年8月 | 2,477,428人 | 6,728,430人泊 | 4,263,910人 | |
2017年9月 | 2,280,406人 | 5,938,880人泊 | 3,760,770人 | |
2017年10月 | 2,595,148人 | 7,436,030人泊 | 4,821,400人 | 1兆1,400億円 |
2017年11月 | 2,378,079人 | 6,359,810人泊 | 4,145,730人 | |
2017年12月 | 2,521,262人 | 6,681,990人泊 | 4,145,660人 |
2017年の月別インバウンドデータを時系列・トレンドで見る
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時系列・トレンドで見るインバウンドデータ
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インバウンド需要データ(訪日外国人観光客数)
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インバウンド宿泊データ(宿泊旅行統計調査)
インバウンドの宿泊に関するデータは、特に地方において非常に重要になるデータです。なぜならば、地方の場合都市部と違って、単に訪問してもらうだけでなく宿泊してもらわなければ、実際にインバウンド消費が落ちづらいためです。インバウンドによる地方創生の最重要指標、外国人述べ宿泊人泊数や実宿泊者数を年月別・国籍別・地域別・宿泊施設タイプ別にくわしく見ていきましょう。
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インバウンド消費データ(訪日外国人消費動向)
インバウンド対策においては国籍別のターゲティングは基礎的な戦略です。特に小売店やホテル、旅館などではどの国の訪日外国人がどれくらい消費してくれる可能性があるかを把握することは非常に重要です。その把握に役立つのがインバウンド消費データです。インバウンド消費について年月別・国籍別・費目別に詳しく見ていきましょう。
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インバウンド出入国データ(空港/湾港別出入国外国人)
インバウンドの玄関口となる空港や港湾(船の港)。その訪日外国人利用者数、つまり入国・出国手続きをした外国人数は、近年ではアジア圏を中心に関西空港の利用者数も飛躍的に伸びてきており、成田空港の1強という状況ではありません。また、LCCをはじめとした国際線直行便が地方空港でも就航が増えてきています。これら、インバウンド出入国データを詳しく見てみましょう。
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インバウンドランキング
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