MICE(マイス)参加外国人 訪日客の平均消費額を10万円上回る消費をすると調査で判明:2016年のMICEの状況から見る、インバウンド市場での重要性とは

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国際会議に代表されるMICE(マイス)。そのMICEを誘致することの経済効果は非常に大きいと言われています。観光庁の調査では、日本全国の 2015年のMICEによる経済効果の総額は5905億円 となり、会議に参加した外国人1人当りの消費額は約26万4000円 で、一般的な訪日外国人1人あたりの旅行支出を 10万円程度上回る 結果となり、今後の日本のインバウンド市場の底上げに貢献するものとして期待が集まっています。

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改めてMICE(マイス)とは何か?

一般化した用語ではあるMICE(マイス)ですが、実際にはどういったものを指すのでしょうか?MICEはそれぞれ

  • M:Meeting(ミーティング)
    • 企業等の会議
  • I:Incentive Travel(インセンティブ・トラベル)
    • 企業等の行う報奨・研修旅行
  • C:Convention(コンベンション)
    • 国際機関・団体、学会等が行う国際会議
  • E:Exhibition/Event(エキシビション/イベント)
    • 展示会・見本市、イベント

の略称となっており、こうしたものを総称して MICE と言っています。

MICE(マイス)のM(ミーティング)、I(インセンティブ)の状況:インバウンド市場オフシーズンを穴埋めする効果が!?

旅行年報2016によると、ミーティング、インセンティブ分野は、統計データも未整備であり、各分野の全体的な現況把握が困難とのことですが、インセンティブ旅行に関してはそれぞれの市場ごとにデータがあります。

東南アジアからのインセンティブ旅行は、タイ、マレーシア、インドネシアが活発 であり、タイからのインセンティブ旅行については、15年は、タイからの訪日旅行のオフシーズンである1月・2月から3月にかけて好調 で、日本の自動車メーカーのタイ販売子会社のインセンティブツアーなどが見られたとのことです。マレーシアからのインセンティブ旅行については、堅調な経済成長を背景に増加、インドネシアからのインセンティブ旅行も好調でした。

インバウンド・外国人観光客が多い時期がひと目でわかる「インバウンドカレンダー」:全国籍&アジア(中国、台湾、香港、韓国、タイ)編

インバウンド市場において需要がもっとも高まる7月、8月といった夏休み・バカンス期間を過ぎ、そろそろ10月の紅葉需要が喚起される時期となりました。インバウンドビジネスにおいて、どの国の訪日外国人観光客がどの月・タイミングで訪日外客数が増減するのか、いわばインバウンドカレンダーを押さえることは、戦略的に重要となります。今回は、国籍別に月別訪日外客数を、2013年〜2016年まで集計。訪日需要が高まるタイミングと、その背景にある理由や各国の長期休暇時期についてインバウンドカレンダーとしてまとめま...

MICE(マイス)のC(コンベンション)の状況:実はアジア地域では1位の開催件数、世界でも7位の規模

旅行年報2016によると、コンベンションに関して、分野別では、「科学・技術・自然」が最も多く、次に「医学」と続いています。規模は、「100~199人」が最も多く、次いで「100人未満」のコンベンションが多くなっています。

都市別の開催件数は東京(23区)が最も多く、2位が福岡市となっており、この上位2位は長らく不動の地位を築いています。開催件数ではパシフィコ横浜がトップとなります。

国際的に見ると2014年に世界で開催された国際会議数は世界全体で 12,076件(前年比571件増) でした。このうち日本での開催数は 355件(前年比18件増)で、日本としては過去最高の件数 となりました。世界の中での順位としては、昨年同様にアジア・オセアニア・中東地域で1位、世界で7位となっています。

MICE(マイス)のE(エキシビション/イベント)の状況:インバウンドでも集客力のある「モーターショー」の来場者数が頭一つ抜ける

2015年に日本で開催された展示会の件数は 689件(前年比0.6%、4件増) 。出展者数は 119,747社・団体(前年比14.6%増、15,215社増) でした。

2015年に開催された展示会で最も来場者数が多かったのは 「第44回東京モーターショー2015」(会場:東京ビッグサイト)の812,500人、次いで「東京オートサロン2015 with NAPAC」(会場:幕張メッセ)の309,649人 となりました。なお、最も出展者数が多かったのは一昨年、昨年に続き「FOODEX JAPAN2015(第40回国際食品・飲料展)」(会場:幕張メッセ)の2,977社・団体(2014年2,808社・団体)となっています。

この続きから読める内容

  • MICE(マイス)をめぐる動き
  • 【「明日の日本を支える観光ビジョン」にMICE(マイス)誘致の促進が位置づけ】
  • 明日の日本を支える観光ビジョンとは?わかりにくい政府や観光庁の取り組みの構造をまとめました
  • 【ユニークベニューベストプラクティス集の作成】
  • 【「MICE(マイス)誘致アンバサダー」に8人を認定】
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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