単品商品(モノ)を売るのではなく、体験(コト)として販売していく工夫が重要!アクティビティ提供者が行うコンテンツの選定とは?各アクティビティサイト・サービスを徹底分析!

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アクティビティを提供する会社にとって、訪日外国人が求める傾向を日々研究し提供することを目指しています。アクティビティを提供する会社が、どのように地域ごとの ”コト”の潜在能力 を発見し、選定しているかについて分析しました。

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 選定基準は”コト”のポジショニングにあり!

どのサービスがどういう特徴があるのか、そういった情報は、何を買うにしてもユーザーにとっては、大切な情報です。大切な情報を伝えるために各サービスは、提供するコンテンツに特徴をもたせ、提供するターゲットを選別しています。

各社が行う ポジショニング とは、

  • 1日まるごと楽しみたいユーザーを狙う
  • 数時間だけで良いから楽しみたいユーザーを狙う
  • 文化体験など格安で楽しめるアクティビティをしたいユーザーを狙う

など、ユーザーの趣味嗜好に沿ったコンテンツ提供を各社どうするかによって、提供するコンテンツに大きく違いが見えていきます。今回はアクティビティベンダーがアクティビティを販売するにあたり重要視している選定基準について解説します。

早速ですが、下記グラフをご覧ください。

株式会社リーゴ社内作成:各社訪日コンテンツ数総計図

株式会社リーゴ社内作成:各社訪日コンテンツ数総計図

これだけを見ると、コンテンツ数の多いA社はコンテンツが多く揃っており、選り取り見取りです。

特徴として A社 のコンテンツは、主に 日本文化体験に特化したものが中心 です。例えば着物レンタルや屋形船食事プランなどといった主に台湾、香港を中心としたターゲット設定していることがわかります。(前回記事参照)

A社と類似しているのが B社 です。グラフ上二番目にコンテンツが多く、コンテンツを選定する際は、A社同様選ぶコンテンツが多いです。コンテンツは文化体験、富士山体験ツアーなどが揃っています。他社と異なる部分としては、アジア圏を中心としたターゲット設定ではいるものの、アジア圏の方のアクティビティ選定の際の特徴である 詳細な情報を求める傾向 に着目した情報提供をしていえる点です。アクティビティコンテンツには、常に詳細な情報を組み込むことに徹しています。そのため、アクティビティコンテンツを取り入れる際は、できるだけ緻密なプランが構築できるアクティビティを配信しています。

独自路線を貫くポジショニング

C社 は、この4社の中で最も変わった取組みをしている企業かもしれません。今までの記事でも紹介してきましたが、アジア圏の方は、日本文化体験など外国人が好きそうな体験を好んで、欧米系の方は、生活に近い体験を好んでいました。

C社は、日本人が普段の生活の中で特に気にしていないもの、もしくは需要が減ってきているものを切り口にアクティビティ展開しています。例えば、シンガポールでは夏に実る梨や秋に実る柿は、極めて重宝されている果物です。しかし、これらの果物を食べる日本人は近年減ってきています。特に柿は今や日本人よりもシンガポール人が食べている、という話も農家関連の方から伺ったくらいです。こういった 日本では当たり前のモノが”コト”に変わり、新たな価値となりビジネスとなるアクティビティもある ことに気づき独自路線を走る企業もいます。

D社 は、とにかく安いコンテンツを提供することに努めています。他社のアクティビティは、1日くらい行動予定を拘束してしまうケースが多いのに対して、少し時間が空いたときに手軽にできるようなアクティビティが中心です。そのためコンサートやクーポンのようなチケット販売、数時間程度で終わるアクティビティを提供しています。

まとめ

このように各社ポジショニングに沿ったコンテンツを提供し、単品商品を”コト”化させ、ターゲットとするユーザーに満足度の高い体験を提供するようにつとめています。弊社ではこういう多種多様なコンテンツを集約し、ユーザーにとってもっとも適したアクティビティを届けられるようにサービス展開していきたいです。

次回は、アクティビティベンダーさんとのインタビュー形式でお届けしたいと思っています。

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この記事の筆者

Liigo Inc.

Liigo Inc.

Liigo Inc.のサービスディレクター。英国で生まれ育ち、大学院入学を期に来日した日系英国人。学生時代は環境分野を研究し、その後はIT、教育、エネルギー等多方面の分野に従事。現在Liigoでは事業計画からマーケティングを担当。世界の観光市場、アクティビティ(Things to do)市場の仕組み、最新の動向やLiigoの事業についてお伝えします。

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