【現地最新トレンド解説】タイ人女性にプロモーションしたい!日本の化粧品やコスメ好きなタイ人観光客向けへの効果的なインバウンドプロモーションとは?

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こんにちは。Gear8の山田です。桜シーズンにタイの大型連休「ソンクラーン」が重なり、タイ人の集客を強化する企業が多くなる4月。その時期に合わせてプロモーションするため、そろそろ準備を進めているという方も多いのではないでしょうか。

今日は、商業施設や小売業様の中でも「化粧品ドラッグストア」と言うジャンルに注目して、タイ人女性の間で人気な商品紹介方法を探ってみます。


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

日本のコスメがタイで買えるは当たり前

タイのドラッグストアでよく見る店舗と言えば外資系のwatosonsboots、そして日系企業のツルハマツモトキヨシです。日系企業系ドラッグストアで日本ブランドの化粧品を買うことができるのはもちろんですが、外資系ドラッグストアでも日本メーカーの商品を見るのが普通 になってきました。

これらの現地で販売されている商品を把握してプロモーションに活用する場合、

  • あえて 現地で販売されている知名度の高い商品活用 して 日本で購入した方が安いことを強調 する
  • タイでは販売していない新商品や限定商品を強調 して来店促進に活用する
  • bui1get1(1つ買ったら1つもらえるキャンペーン)と言うようなタイのドラッグストアでよく見るキャンペーンと同じ表現 で割引プロモーションを行う

という方法が考えられます。

百貨店ドラッグストアお土産店などの広告媒体のタイ語原稿で時々見られるのが、タイでも購入できる商品のスペックをタイ語に翻訳しているだけの案内です。せっかく店舗への来客促進のためのタイ語POPであれば、商品スペックだけでない日本の店舗の特徴や、商品のセット使いのおすすめタイ語POPにした方がタイ人にとってメリットがあると言えます。

タイ人ビューティーブロガーがよくやる「ショッピングバッグ」サムネイル

では、商品スペックではない店舗のプロモーションの特徴を見てみましょう。

一昔前は、購入した商品をずらっと並べる写真が多かったですが、最近は「その店の袋いっぱいに購入品を入れた」状態を動画や投稿に活用するスタイルが多くなってきています。

より、実際に購入している雰囲気が伝わるような動画も人気で、リアリティが重要になってきました。

サこれらの動画の共通点は、サムネイルム画像でショップの袋を持っています。

細かいところですが、SNSで配信する際にも サムネイルで店舗のロゴやショッピングバッグで認知度を上げることができる ので、タイ向けの発信で活用したいポイントです。

トラベルバッグも購入イメージがつきやすい

旅行好きなタイ人女性の情報収集は、観光スポットや買い物情報だけではなく、「日本旅行に慣れている人」の発信内容に注目しています。

旅行前に準備するものの中で、日本に来てから購入するのをお勧めすることができる商品もあります。トラベルバッグの中身を紹介する形で、旅行を控えている友人にシェアしたくなる内容を発信するのがポイントです。

日本のドラッグストアやコスメ情報に詳しいタイ人が増えている状況で、「商品情報をタイ語に翻訳するのみの情報配信」ではせっかくの拡散チャンスを逃してしまうかもしれません。4月のタイの大型連休に備えて、タイ人女性目線でプロモーションを工夫してみましょう。

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
  • 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
  • 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

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この記事の筆者

GEAR8

GEAR8

Gear8 Thailand マネージャー梅木雄太・株式会社Gear8プランナー山田瑞希の2名で共同執筆中。2016年にタイ現地法人を設立し日本国内外のWebマーケティングを行っています。「TrippinoHOKKAIDO」というタイ語で北海道情報を発信するアプリの開発・運用してきた実績から得た「訪日を検討中のタイ人」の特徴を発信します。

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