こんにちは。Gear8の山田です。桜シーズンにタイの大型連休「ソンクラーン」が重なり、タイ人の集客を強化する企業が多くなる4月。その時期に合わせてプロモーションするため、そろそろ準備を進めているという方も多いのではないでしょうか。
今日は、商業施設や小売業様の中でも「化粧品・ドラッグストア」と言うジャンルに注目して、タイ人女性の間で人気な商品紹介方法を探ってみます。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)日本のコスメがタイで買えるは当たり前
タイのドラッグストアでよく見る店舗と言えば外資系のwatosonsやboots、そして日系企業のツルハ、マツモトキヨシです。日系企業系ドラッグストアで日本ブランドの化粧品を買うことができるのはもちろんですが、外資系ドラッグストアでも日本メーカーの商品を見るのが普通 になってきました。
これらの現地で販売されている商品を把握してプロモーションに活用する場合、
- あえて 現地で販売されている知名度の高い商品活用 して 日本で購入した方が安いことを強調 する
- タイでは販売していない新商品や限定商品を強調 して来店促進に活用する
- bui1get1(1つ買ったら1つもらえるキャンペーン)と言うようなタイのドラッグストアでよく見るキャンペーンと同じ表現 で割引プロモーションを行う
という方法が考えられます。
百貨店・ドラッグストア・お土産店などの広告媒体のタイ語原稿で時々見られるのが、タイでも購入できる商品のスペックをタイ語に翻訳しているだけの案内です。せっかく店舗への来客促進のためのタイ語POPであれば、商品スペックだけでない日本の店舗の特徴や、商品のセット使いのおすすめ をタイ語POPにした方がタイ人にとってメリットがあると言えます。
タイ人ビューティーブロガーがよくやる「ショッピングバッグ」サムネイル
では、商品スペックではない店舗のプロモーションの特徴を見てみましょう。
一昔前は、購入した商品をずらっと並べる写真が多かったですが、最近は「その店の袋いっぱいに購入品を入れた」状態を動画や投稿に活用するスタイルが多くなってきています。
より、実際に購入している雰囲気が伝わるような動画も人気で、リアリティが重要になってきました。
サこれらの動画の共通点は、サムネイルム画像でショップの袋を持っています。
細かいところですが、SNSで配信する際にも サムネイルで店舗のロゴやショッピングバッグで認知度を上げることができる ので、タイ向けの発信で活用したいポイントです。
トラベルバッグも購入イメージがつきやすい
旅行好きなタイ人女性の情報収集は、観光スポットや買い物情報だけではなく、「日本旅行に慣れている人」の発信内容に注目しています。
旅行前に準備するものの中で、日本に来てから購入するのをお勧めすることができる商品もあります。トラベルバッグの中身を紹介する形で、旅行を控えている友人にシェアしたくなる内容を発信するのがポイントです。
日本のドラッグストアやコスメ情報に詳しいタイ人が増えている状況で、「商品情報をタイ語に翻訳するのみの情報配信」ではせっかくの拡散チャンスを逃してしまうかもしれません。4月のタイの大型連休に備えて、タイ人女性目線でプロモーションを工夫してみましょう。
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訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年8月後編】訪日客、一部で前年割れも「成長軌道」 / ドンキ運営のPPIH、2035年までに免税売上4,000億円を目指す ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に8月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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