訪日外国人が日本を訪れる前に抱いているイメージには様々なものがありますが、その中には普段日本人が意識しないような日本ならではの習慣も数多く含まれています。
こうした日本に関する様々な情報は、海外では様々な口コミサイトに投稿されていたり、インフルエンサーが動画で発信していたりします。これらの情報の中から「日本に行く前に知っておくべき知識」「海外からすると意外な日本人の習慣」「日本旅行をする上で知っておきたいこと」について3回に渡ってご紹介しています。今回は「海外からすると意外な日本人の習慣」をご紹介します。
インバウンド受け入れ環境整備を資料で詳しくみてみる
- 「翻訳・多言語化」を資料で詳しくみてみる
- 「多言語サイト制作」を資料で詳しくみてみる
- 「多言語化表示サービス」を資料で詳しくみてみる
- 「テレビ電話型通訳サービス」を資料で詳しくみてみる
- 「訪日外国人向け道案内」を資料で詳しくみてみる
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その①:集団が個人よりも優先される
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その②:電車の中など公共の場所では静かにし、飲食はしないこと
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その③:公共の場で鼻をかむのは失礼にあたる
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その④:チップを支払うという文化はない
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑤:食べ歩きはだらしないと見られる
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑥:風呂のマナーは日本独特のもの
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑦:エスカレーター
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑧:時間にはとにかく正確に行動すること
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑨:部屋によってスリッパを履き替えることがある
- 訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑩:セクシーさはほどほどに
- まとめ
目次
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その①:集団が個人よりも優先される
個人主義の欧米諸国などと異なり、日本では常に集団の考え、自分が所属するコミュニティーの意思が尊重される。そのため個人が目立ったり周囲と異なっていると、その集団の和を乱す存在と捉えられてしまう。そのため外見が異なる外国人の場合、どれほど日本文化に詳しくなろうとも、日本語を完璧に話せるようになろうとも、完全に日本に溶け込むことは出来ないのだろう。
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その②:電車の中など公共の場所では静かにし、飲食はしないこと
日本の電車は基本的に飲食は禁止だ。飲み物程度であれば問題となることは少ないが、電車内で食事を行ったりスナックを食べたりするのは止めたほうが良い。また電車内で大きな声を出したり、電話をするのもNGだ。電話をしたい場合は口元を手で覆って小声で話すなど気を使おう。
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その③:公共の場で鼻をかむのは失礼にあたる
人前で鼻をかむのは失礼なだけではく不愉快な行為と思われる。鼻をかむのは誰もいないところか、トイレの中で行ったほうがよく、くしゃみをするにしても出来る限り小さく行うか、ハンドタオルを使用して口を覆うのが良いだろう。
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その④:チップを支払うという文化はない
日本にチップを支払う文化は存在しない。チップを支払うと相手を困惑させるだけでなく、相手によっては気分を害することがある。チップを支払いたくなるようなサービスを受けたのなら、笑顔で感謝の気持ちを伝えよう。
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑤:食べ歩きはだらしないと見られる
食べ歩きは欧米では一般的に受け入れられているが、日本においてはだらしない行為だと考えられる。また同様に電車内での飲食に関してもだらしがなく、マナー違反と考えられることがある。日本人でも若い人は電車内で食事をしていることがあるが、多くの日本人は「だらしない人だ」という目で見ている。
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑥:風呂のマナーは日本独特のもの
海外では湯船に浸かる場合、体は湯船の中で洗うのが一般的だ。しかし日本式のお風呂の場合、体を洗い、頭を洗って全身を綺麗にしてから湯船に浸かるのが正しい。これは海外ではお風呂の水は1人ごとに変えるのが一般的なところ、日本の場合はお風呂の水を家族など複数人で共用するためだ。そのため次に使う人の事を考え、全身を綺麗にしてから最後に湯船に浸かるのだ。
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑦:エスカレーター
日本人はせっかちな人が多いのだろう。日本でエスカレーターに乗る場合、ほとんどの人が左側に立ち、右側を開けておく。これは右側を急ぐ人が歩いたり走ったり出来るようにするための配慮だ。これは暗黙のルールではあるが、何も知らずにエスカレーターの左右に乗って話し込んだりしていると白い目で見られてしまう。
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑧:時間にはとにかく正確に行動すること
日本では電車やバスなど公共交通機関も、人々もとにかく時間に正確に行動する。電車の発車時間の1分遅れでも電車に間に合うだろうと思っても、既に予定時刻になると電車が発車していることが当たり前だ。また日本人と待ち合わせをする場合は時間に正確に行動すること。これは時間を守れない人間は非常にだらしない人間だと日本では考えられるためだ。
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑨:部屋によってスリッパを履き替えることがある
日本では寺院などの特定の建物、美術館などでは特定のスリッパへ履き替える必要がある。トイレ専用のスリッパも存在し、こうしたスリッパが用意されている場合、室内履き用のスリッパから専用のスリッパへの履き替えが必要だ。
訪日外国人が驚く日本人の習慣10選 その⑩:セクシーさはほどほどに
日本において過度のセクシーさは控えたほうが良い。特に胸の谷間を露わにするファッションは品がないと見なされることが多い。セクシーさを強調したいならミニスカートを履いて足を見せたほうが良い。
まとめ
日本では一般的な習慣も、国が変われば習慣も文化が変わるように、訪日外国人からすると意外なものばかり。特に施設の利用の仕方、公共のルールなどは実際にその場所を訪れて戸惑う訪日外国人も多いようです。
こうした情報をしっかりと伝えるためにも「訪日外国人向けフリーペーパー」や「訪日外国人向けガイドブック」でしっかりと日本ならではルールを伝えることが重要になってきますし、QRコードで読みとるだけで外国語で伝えたい情報を伝えられる「多言語化表示サービス」などの利用も検討すると良いでしょう。
訪日外国人が日本に対して抱いている印象は、日本人からすると一般的で意識していないような内容もありますが、上記のような訪日外国人の悩みを解決出来るサービスも多数登場しています。
インバウンド受け入れ環境整備を資料で詳しくみてみる
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!