東京オリンピック・パラリンピック大会に関するニュースが、連日ネットをにぎわせています。開催までいろいろなイベントも準備されていますが、現在はオリンピックを記念した特別なデザインのナンバープレートが国土交通省より期間限定で交付されています。
軽自動車でも白のナンバープレートに変更できることが話題になっていますが、ここではそんな記念ナンバープレートの詳しい仕様や値段、申込の方法についてまとめました。あわせて、2019年9月に東京で開催されるラグビーワールドカップを記念したナンバープレートについても紹介します。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
東京オリンピック特別仕様ナンバープレート、寄付の用途は?
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを記念したナンバープレートが、2017年10月10日から交付されています。このナンバープレートは一般的なものと違い、東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを右上にあしらい、多様性をイメージしたカラフルな図柄が採用されているのが特徴です。記念ナンバープレートを交付するのは今回が初めての試みですが、国土交通省は大会開催の機運を盛り上げる観点から今回の交付に至ったと発表しています。
特別仕様ナンバープレートのデザインは?
エンブレムの違いを除き、背景など他の箇所は全て同一のデザインです。交付された2枚のナンバープレートをそれぞれ前後どちらに取り付けるかは所有者の自由です。
東京オリンピックのエンブレムは青い輪のような形、東京パラリンピックのエンブレムは上部が切れた輪の形をしています。また下部にはそれぞれオリンピックとパラリンピックのシンボルが配されています。
図柄入りの特別仕様ナンバープレートに関しては、申込時に1,000円以上(100円単位)の寄付を行った人に限り交付されます。寄付を行わなかった場合はエンブレムのみがあしらわれたナンバープレートが交付されます。希望すれば寄付を行った上で図柄のないナンバープレートを選択することも可能です。
募った寄付金はリフト付きバスやUD(ユニバーサル・デザイン)タクシーの導入促進など、今回のオリンピック開催に際して必要となる交通サービスのバリアフリー化に充てられるとのことです。
申込方法・交付までの流れは?
この特別仕様ナンバープレートは、これから新しく車を購入する場合もすでに車を持っている場合もどちらでも申し込むことが可能です。申込にあたっては、「図柄ナンバー申込サービス」というサイトを経由しインターネットから手続きを行う形になります。スマートフォンとパソコンのどちらからでも申込の手続きは可能です。
ウェブページから申込の手続きを済ませ必要な費用を所定の口座に振り込むと、入金確認後10日前後で特別仕様ナンバープレートが交付されます。ただし、抽選対象となるナンバーを希望する場合は途中で抽選の手続きも必要となるので注意が必要です。
以上は自身で申し込みを行う場合の流れですが、ディーラーに依頼すれば代行して申し込みをしてもらえます。
2017年10月10日から交付受付がはじまったこの特別仕様ナンバープレートは、2020年9月頃まで申込を受け付ける予定です。ナンバープレート自体は2020年9月を過ぎてもナンバーを変更したり廃車にすることのない限り使用し続けることが可能です。使用終了後は加工を施した上で記念に保存することもできます。
料金は?地域によって違う?
ナンバープレートの申込に必要な料金は、申込を行う地域や支局によって異なります。例えば普通自動車の場合は7,210円(品川・世田谷など)から8,990円(香川・高知など)、大型自動車の場合は10,820円(品川・世田谷など)から15,900円(奄美)、軽自動車の場合は7,210円(品川・世田谷など)から9,660円(広島・山口など)などです。
地域または支局ごとの料金は、国土交通省のウェブサイトにて公開されている一覧表から確認できます。これらの交付料金に加え、図柄入りの特別仕様ナンバープレートを希望する場合は東京オリンピックへの1,000円以上(100円単位)の寄付が必要となります。
「軽でも白ナンバーをつけられる」と注目
この特別仕様ナンバープレートは、図柄入りのものを選ばなかった場合には自動車の種類を問わず背景が白一色のものが交付されるため、軽自動車にも白ナンバーが装着できると話題になっています。これは2016年に「道路運送車両法施行規則」が改正されたことにより可能となったものです。
ETCで普通自動車と誤認され料金を多くとられるのではないかという話も出ていますが、ETCはナンバープレートではなくETCカードから車体情報を読み取るため、ナンバーの色を問わず軽自動車と認識されるようになっています。
ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートも
![▲[ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート]:国土交通省HPより引用 ▲[ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート]:国土交通省HPより引用](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/2894/main_image1.png?auto=format)
こちらも東京オリンピックのものと同様に、1,000円以上(100円単位)の寄付をラグビーワールドカップ2019日本大会に行うと、図柄入りのナンバープレートが交付されます。寄付を行わない場合または寄付を行った場合でも希望者は白一色にエンブレムのみがあしらわれたナンバープレートを選択することが可能です。
これらの寄付金は試合会場への観客の輸送など、ラグビーワールドカップの開催における交通サービスの増強に充てられます。
こちらの特別仕様ナンバープレートも、「図柄ナンバー申込サービス」から申込の手続きを行うことができます。申込から交付までの流れも東京オリンピックの特別仕様ナンバープレートと変わりません。
絵柄がはがれやすいってホント?
きちんと塗装が施されている東京オリンピックの特別仕様ナンバープレートと違い、ラグビーワールドカップのナンバープレートはラッピングシートによる加工のみなので加工がはがれやすくなっています。はがれてしまった場合に元に戻すには再交付が必要となりますので、洗車の際は十分な注意が必要です。
開幕まであと1年、特別プレートは今後さらなる人気を集めるか
白一色の背景が選べることもあり、軽自動車ユーザーから人気の声が高まっている今回の特別仕様ナンバープレートですが、街中でこれらを装着して走っている車も少しずつ増えてきました。ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックとスポーツの世界大会が2年連続して日本で開催され、同時に全国で特別仕様ナンバープレートの話題も高まっていくことになりそうです。
【7/16開催】【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜※好評につき再放送※
外食店舗、支援サービス、業界のトップ企業が集結!
さらに、有名飲食店や外食産業を牽引する企業による特別基調講演も開催。
成功企業のリアルな戦略や、これからの外食業界を生き抜くヒントがここに詰まっています!
最新のトレンドを知り、トップ企業の成功ノウハウを学びたい方、
業界の最前線で活躍する企業とつながり、新たなビジネスチャンスを掴みたい方にぴったりのイベントです。
今こそ、業界の未来を共に創る一歩を踏み出しませんか?
皆さまのご参加をお待ちしております!
<応募者特典>
-
イベント登壇企業の各種お役立ち資料
※口コミアカデミー内でのアーカイブ配信は予定しておりません -
本イベントのアーカイブ動画(1週間)
<本セミナーのポイント>
- 有名飲食店&業界をけん引する企業の基調講演 - 成功企業の戦略や実例を直接学べる貴重な機会!
- 外食業界の最新トレンド&成功ノウハウが手に入る - 変化の激しい市場で勝ち残るための最前線情報をキャッチ!
- 外食業界を支える最新サービス&ソリューションの紹介 - 飲食業界の課題解決につながるアイデアが満載!
- トップ経営者や専門家が語る「成長の秘訣」と「業界の未来」
- 業界をリードする企業が実践するプロモーション戦略やDX事例を公開!
- 効率化や売上向上につながる最新ツール・サービスを知るチャンス
詳しくはこちらをご覧ください。
→【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜※好評につき再放送※【7/16開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!