たった2日でクラウドファンディング目標金額を達成!寿司屋の常識をやぶりインバウンド集客にかける、女性料理長が提供する本物の和食体験【金沢】

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4月20日に金沢駅にオープンした、インバウンド対応の寿司屋「おすしと和食 はた中」が話題となっています。女性料理長自身も英語でおもてなしを提供、従業員も留学経験者が中心といった、訪日外国人観光客を含め誰でも気軽に足を運べる寿司屋がコンセプトです。

本物の日本食訪日客に発信するといった、訪日客コト消費ニーズに合った取り組みの1つとして見ていきましょう。


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訪日客も気軽に足を運べる寿司屋を実現

料理長の畠中氏は「『寿司』の敷居の高いイメージを壊して、あったかくて楽しい『おすしと和食』の世界を実現させたい」という想いを一人でも多くの人に知ってもらうため、クラウドファンディングを実施し、開始2日目で目標額を達成しました。

素材や調理には妥協しない一方で、気軽に足が運べる、かしこまりすぎず楽しく食事を楽しめる空間作りを目指しています。

日本人でも初心者にとってカウンターの寿司は、値段が書いていない・注文の仕方が難しそう・知識がないから行きづらいといった不安要素が多いと言えるでしょう。言葉も文化も違う訪日外国人観光客にとっては、さらにハードルが高い世界です。

しかし実際はカウンターの寿司屋も、職人が寿司を握る姿を目の前に、職人と会話しながら食べるといった魅力があると話します。「おすしと和食 はた中」では、堅苦しくなく気軽に楽しめる寿司屋として、国内外のより多くの人に寿司の魅力を伝えることを目指します。

女性料理長が自ら英語でおもてなし

畠中氏は日本の和食店で働いていた際に、訪日外国人観光客に対し、素材や調理方法などを英語で丁寧に説明することに課題を感じたことから、海外就職を決断しました。マレーシア・クアラルンプールの超高級寿司店で寿司職人として働きながら、英語も同時に身につけています。

2015年に北陸新幹線が開業して以来、より多くの訪日客が訪れるようになった金沢の駅前に開店した「おすしと和食 はた中」は、本物の和食を体験したいといったインバウンド需要にも対応することが期待されます。

料理長自身が英語でおもてなしをするのはもちろん、ホールスタッフも留学経験者を中心に採用しました。

公式ホームページは、日本語と英語の2ヶ国語対応となっており、ネット・電話予約ともに英語で可能です。電話予約も「English available」と表記されており訪日客も安心して利用できます。インバウンドの受け入れ態勢も万全と言えるでしょう。

地域と和食の魅力に触れられる寿司屋

「おすしと和食 はた中」は、第二次世界大戦直後に建築された金澤町家をリノベーションした建物を使用しており、日本の伝統的な雰囲気が感じられる空間となっています。

メニューは、地元金沢の中央卸売市場等で仕入れた魚や北陸で採れた野菜を使用し、寿司をはじめ鮮やかな和食のアラカルト、そして北陸日本酒まで幅広く提供します。地域の魅力の1つとして、金沢の食をPRするのにも絶好の機会と言えるでしょう。

座席は、テーブル席でもカウンター席のようなライブ感やコミュニケーションが生まれるよう、カウンターに繋がったテーブル席も用意するといった工夫が施されています。英語対応の寿司店で、訪日外国人観光客直接職人と会話が楽しめる貴重な体験となるでしょう。

他にも、時価表記をやめ金額表記にする・寿司以外のアラカルトも充実・地域の食材を積極的に使用・女性でも入りやすい雰囲気など、これまでの寿司屋の固定概念を覆すような新しいことにも挑戦した、革新的な寿司です。

本物の和食の魅力を世界へ発信

東京や京都など、人気観光地からのアクセスも良い金沢駅の前にオープンした、インバウンド対応の寿司店「おすしと和食 はた中」を取り上げました。訪日客にとっていはただ食べるだけでなく、寿司職人と英語でコミュニケーションを取りながら、本物の和食や地域の魅力を感じられる貴重な体験となるでしょう。

予約時の外国語対応からお店の雰囲気作りまで、一貫して訪日客の利便性も追求されたインバウンド対応寿司店として、今後の訪日客の反応に注目が集まります。


<参照>

・ValuePress!:合同会社グッドネイバース

・MOTION GALLERY:「寿司」の敷居の高いイメージを壊して、あったかくて楽しい「おすしと和食」の世界を実現したい!

・おすしと和食 はた中:公式ホームページ

【6/11開催】欧米豪インバウンドに刺さる!“地域にどっぷり浸かる”ローカルイマーシブ観光とは?


本ウェビナーでは、株式会社movと株式会社大阪メトロ アドエラの共催により、欧米豪向けインバウンドをターゲットとした「ローカルイマーシブ “地域にどっぷり浸かる没入体験”の提供」をテーマに最新情報をお届けします。

2025年大阪・関西万博の開催を契機に、欧米豪を中心とした訪日外国人観光客が関西を中心に日本全国に訪れる機会が急増しています。

一方で、地域の受け入れ側には「英語対応が難しい」「どう関わればいいかわからない」「コンテンツや訴求方法がわからない」「対応できる人材がいない」といった課題も多く、せっかく外国人観光客が訪れても、地元に経済的な波及効果が十分届いていないのが現状です。

本セミナーでは、大阪メトロ アドエラが展開する欧米豪向けインバウンド事業「Osaka JOINER」をもとに“まち全体でインバウンド受け入れるスキーム”を通じた、インバウンドに関わる人と経済のパイを増やすための可能性を紹介します。

観光施策、まちづくりに携わる方にとって、明日から活かせるヒントが満載です。

<本セミナーのポイント>

  • 欧米豪インバウンドに刺さる「ローカルイマーシブ観光」の実践例がわかる!
  • 多様な人材や事業者を巻き込む”まち全体”に経済効果を波及させる仕組みがわかる!
  • 旅行者目線を徹底し、英語対応が難しくても、無理なくインバウンドを受け入れる方法が学べる!
  • 旅行者満足度を獲得することで、マーケティング・プロモーションなど、広がる可能性がわかる!

詳しくはこちらをご覧ください。

欧米豪インバウンドに刺さる!“地域にどっぷり浸かる”ローカルイマーシブ観光とは?【6/11開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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詳しくはこちらをご覧ください。

2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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