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インバウンドに魅力のある多言語解説文を作成
観光庁は、6月3日、令和元年度「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」の地域進捗状況について発表しました。
インバウンドが、地域を訪れた際、観光を楽しみたいと思っても、解説文や表記が分かりにくいといった事情から、観光地としての魅力が半減してしまうことがあります。この事業は、そのような課題を解決し、インバウンドの満足度向上を目指すプロジェクトです。
ネイティブライターを派遣して地域を取材
この事業で、観光庁は、文化庁や環境省と連携し、インバウンドにとって親しみやすく、魅力的な多言語解説文を作成可能な英語のネイティブ等専門人材をリストアップし、地域へ派遣します。
派遣されたネイティブライターは、文化財や国立公園等の魅力ある多言語解説文を作成。その解説文は、タッチパネル式解説板による案内(日本語音声・多言語字幕)等に起用されます。
さらに、観光庁では、解説文作成のノウハウを蓄積し、他地域でも利用できるようガイドラインを作成する計画です。
なお、採択地域については、すでに世界文化遺産、国立公園等、106地域を選定済み。その106地域の進捗状況については、6月3日時点で、「制作会社と地域協議会で、実施する箇所を選定」というステータスとなりました。
今後、これら106地域では、解説文作成のため、ネイティブライターが現地取材のために各地域へ派遣され、その後、解説文の作成、修正や確認を経て、地域に納品となる予定です。
(画像は写真ACより)
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▼外部リンク
観光庁 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics05_000259.html
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