インバウンドにも人気の「明治神宮」観光客が訪れるべきスポットは?原宿駅からすぐ・人気お守りも紹介

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昨日10月22日は「即位礼正殿の儀」が執り行われ、日本中で大きな話題となりました。

注目を集めた皇室と深く関係するのが「明治神宮」です。年始の3日間の参拝者数が300万人以上というデータもあります。

渋谷区という都心にありながら、突如表れる静かな森は神秘的で、パワースポットとしても有名です。

この記事では、国内外を問わず、人気の観光地となっている明治神宮について、アクセスや是非とも訪れたいスポットと共にご紹介します。

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都心に佇むパワースポット、明治神宮はどんなところ?

大正9年11月1日(1920年)に創建された明治神宮は、東京都渋谷区に位置しています。

東京ドーム約15個分の広さを持ち、全国から献木された10万本もの木を植栽した人工林からは、都会とは思えない厳かな雰囲気が漂います。

初詣の参拝者数は日本一となっている神社ですが、近年ではパワースポットとしても人気で、国内だけでなく海外からも老若男女問わず多くの人が訪れています。

明治神宮の基本情報

明治神宮は、明治天皇とそのお后である昭憲皇太后をお祀りする神社です。

内苑と外苑に分かれており、内苑は神社を設営する際に計画的に植樹された人工林が自然林化され、都会のオアシスとして人々に癒しを与えています。外苑には聖徳記念絵画館や、フットサルコート、テニスコートなど数多くのスポーツ施設、結婚式とセレモニー、パーティー会場の明治記念館があります。

明治神宮へのアクセス

原宿口<南口>

JR山手線「原宿」駅

東京メトロ千代田線・ 副都心線「明治神宮前<原宿>」駅

代々木口<北口>

JR山手線「代々木」駅

都営地下鉄大江戸線「代々木」駅

東京メトロ副都心線「北参道」駅

参宮橋口<西口>

小田急線「参宮橋」駅

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様々な祈願を執り行う

平成2年の明治神宮鎮座70年に平成の御大典記念事業として造営が計画され、平成5年に竣工した明治神宮神楽殿では、様々な祈願が執り行われています。家内安全、身体安全祈願を始め、厄祓い、受験生の合格祈願、社運隆昌、商売繁昌祈願など、巫女が明治神宮独自の舞である神楽「倭舞(やまとまい)」を舞い神のご加護をお祈りします。

外国人の観光スポットとしても人気

明治神宮は国内からの参拝客だけでなく、近年では「日本の歴史を感じられる場所」として訪日外国人からもとても人気があります。

スクランブル交差点を目当てに訪日外国人が必ず訪れるという渋谷からもほど近く、今では観光客の半数以上が外国人というほどの人気で、トリップアドバイザーの「外国人に人気の日本の観光スポット ランキング 2019」でも22位にランクインしています。

明治神宮の観光スポットを紹介

神社を訪れると言うと、参拝したら終わりというイメージがあるかもしれません。しかし、明治神宮は本殿を参拝する以外にもたくさんの見どころがあり、時間を掛けてゆっくり見て回るのがおすすめです。

ここでは、自然豊かな敷地内にある隠れた名所を3つご紹介します。

1. 人ごみを避けたい人にぴったりの明治神宮御苑

明治神宮の参拝は無料でできますが、明治神宮御苑に入るには自然維持費として500円の料金がかかります。

本殿の南側に位置する御苑は自然豊かな庭園で、多くの観光客で賑わう明治神宮の中でも静かな時間が流れ、ゆったりと過ごせるエリアとなっています。

また、加藤家と井伊家の下屋敷の庭園となっていた江戸時代に加藤清正が掘ったと言われる「清正の井戸」もこの庭園内にあり、パワースポットとして多くの観光客が訪れます。

Instagramに投稿された清正の井戸の画像
▲清正の井戸の画像:Instagramより訪日ラボ編集部スクリーンショット

Instagram:清正の井戸の画像(https://www.instagram.com/p/B0aX665lVhy/)

2. ワイン樽と日本酒が並ぶ南参道

▲[明治神宮に並ぶ酒樽]:pixabay
▲[明治神宮に並ぶ酒樽]:pixabay

明治神宮の南参道には神様に捧げるための酒樽が数多く奉納されています。日本酒とは別にワイン樽も奉納されており、これはワイン好きとして知られた明治天皇のために、国内外のワインの名産地から集められたものです。たくさんの酒樽は外国人観光客に特に人気で、写真を撮る人の多いスポットです。

その先には樹齢1500年のヒノキから作られたという、木造の鳥居では日本一の大きさを誇る鳥居があります。

家内安全に夫婦楠

本殿のすぐそばには、2本の大きな楠が植えられており、「夫婦楠(めおとくす)」と呼ばれています。

ご祭神の明治天皇と昭憲皇太后は仲睦まじい夫婦として知られており、縁結び、夫婦円満、家内安全の象徴として人気のパワースポットにもなっています。大きく育った2本の楠の枝葉がくっついて1つの大きな木のようにも見える夫婦楠は、夫婦が仲良く寄り添っているように見えます。

拝殿に参拝した後、夫婦楠の前から拝殿に向かってお辞儀をするとよりご利益があると言われています。

明治神宮の人気のお守りを紹介!

神社に参拝した際には、お守りを購入していく人も多いでしょう。日本一の参拝客を誇る明治神宮には様々なご利益を受けられるお守りが数多くあります。

ここでは、その中でも特に人気のあるお守りを3つ紹介していきます。

1. 開運木鈴「こだま」

開運木鈴「こだま」は、明治神宮の杜の御神木から作られています。

明治神宮のご神木の中で風雨など何らかの理由で倒れてしまった木々から作る「こだま」は、自然な木肌や木目や奏でる音が一つ一つ違う、それぞれが世界で一つの木の鈴です。癒しの音を奏でる木鈴は数に限りがあるので手に入れられないこともあり、プレミア感があるお守りです。「こだま」には白木づくり(1,000円)と漆塗(2,000円)の2種類があります。

2. 相和守り

Twitterに投稿された相和守りの画像
▲相和守りの画像:Twitterより訪日ラボ編集部スクリーンショット

Twitter:相和守りの画像(https://twitter.com/errat19191/status/1013383066784428035)

相和守りは、夫婦楠にあやかり二対で一組になっています。中には夫婦楠から作られた楠のアロマが染み込んだ紙が入っており、楠の香りが心地良い、夫婦円満・家内安全のお守りです。

相和守りの二対を並べると円の模様ができ上がり、まさに「縁結び(円結び)」というご利益がありそうなお守りでカップルに人気があります。初穂料は1,000円です。

3. おみくじ「大御心」

神社を参拝する際の楽しみの一つが「おみくじ」です。

明治神宮のおみくじは吉凶を占う普通のおみくじとは少し違います。明治神宮のおみくじには、明治天皇と皇后が詠まれた歌が記されており、「大御心」と名付けられています。

そのため、吉や凶を示すのではなく、歌を読み解くという風情のあるおみくじとなっており、明治神宮ならではの貴重な体験が楽しめるはずです。

原宿駅のすぐそばにある明治神宮は見どころがたくさん

にぎやかな都心に静かに佇む明治神宮は、国内外問わず観光客の人気スポットになっています。

日本の文化や歴史を感じながら、自然がたくさんある癒しの場所として、新緑の季節も紅葉の季節も違った魅力を映し出す明治神宮は、日本屈指の観光地として、またパワースポットとして、これからも人々を受け入れることでしょう。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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