演劇系没入型街歩き「シアトリカルツアー」国内初の常設事例!チケット間もなく販売開始、インバウンド売上に期待も

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松竹がプロデュース!キャストと一緒にめぐって感動!

松竹株式会社は1月10日、日本文化の宿る街や建物を舞台に、物語のキャラクターキャストたちとともにめぐる新感覚の街歩きツアー「シアトリカルツアー」の企画・製作を開始すると発表しました。第1弾企画として、3月から「日本橋シアトリカルツアー」がスタートします。

「シアトリカルツアー」は、映画や演劇の中に登場するキャストたちと一緒に、その舞台である街や建物をめぐることで、リアル世界と作品世界をつないだ“没入型街歩き”が楽しめるというもの。

街が刻んできた歴史や、今も残る伝説、逸話などを活かし、そこから生み出されたパフォーマンスや、訪れてこそ味わえる限定グルメなど、まさに全身でその地を感じ、自ら中に入って体験できる点が最大の特徴となっています。

常設ツアーとして開発・提供されるのは、これが国内初の事例になるということで、文化や精神面に高い関心が寄せられ、“モノ”から“コト”消費へと中心が移行しているインバウンド分領域でも、高いニーズがあると期待されます。

「日本橋シアトリカルツアー」

「日本橋シアトリカルツアー」

江戸文化の美しい日本橋を弥次さん・喜多さんと!

第1弾の「日本橋シアトリカルツアー」提供にあたっては、松竹が三井不動産株式会社特別協力のもと、新たに立ち上げる「日本橋シアトリカルツアー実行委員会」が主催者となります。

歌舞伎アレンジでも有名で、高い人気と知名度をもつ江戸時代の物語『東海道中膝栗毛』をメインの題材にとり、老舗の飲食店百貨店も多く立ち並ぶ日本橋をツアーでめぐっていきます。

東海道中膝栗毛』は、“やじきた”で知られる弥次と喜多が繰り広げる旅の珍道中が描かれた、江戸時代後期の十返舎一九による作品で、2人の旅のスタート地点となったのが五街道の起点である日本橋です。

日本橋は、古くから日本全国のあらゆるものが集まり、それらの交流によって新しい産業や文化が活発に生み出された中心地たる街として発展してきました。現在もなお、再生計画が進む中、弥次と喜多が歩いた時代の香りを残す老舗・伝統文化と、最新の日本を象徴する現代性とが見事に混在・共生する稀有な街として、その地位を築いています。

日本橋シアトリカルツアー」は、伝統文化と現代文化、日本文化全般に興味関心をもつ訪日外国人らにとって、その他にはない美しさや面白さを、たっぷり“没入型”の体験として楽しめるコンテンツになるでしょう。

新たな挑戦として演劇要素を導入したツアーを企画

松竹といえば、映画や演劇など、“観る”エンタメのイメージが強いかもしれませんが、“体験する”コト消費の新しいエンタメが求められる昨今、総合エンタメ企業として新たな挑戦を重ねています。

「シアトリカルツアー」の企画もそうした取り組みの一環とみられ、劇場内にとどまらず、劇場のある街全体へと対象範囲を拡張し、さまざまな人に新感覚のエンタテインメント体験を届けたいという想いから発案したそうです。

この松竹の想いと、日本橋が有する豊かな地域資産を活かした多様なコラボレーションを積極的に展開していこうとする三井不動産の想いが合致し、日本橋を舞台とする今回の「シアトリカルツアー」、時代や世代、国境を越えたエンタメが実現されることとなりました。

ツアーでは、欠かせない見所の名橋「日本橋」はもちろん、山本海苔店日本橋本店や千疋屋総本店の日本橋本店、にんべん日本橋本店といった老舗を訪れて商品を試食したり、「熈代勝覧(きだいしょうらん)」絵巻を見たり、福徳神社や仲通りに立ち寄るなどする予定だそうです。

日本橋シアトリカルツアー」に関しては、10日から公式ホームページでイメージ動画が公開になっているほか、公式SNSアカウントでの情報発信が開始されました。今後、1月24日にはさらなるツアーの詳細や飲食メニュー詳細の公開がスタートし、チケットの一般販売も開始される予定です。

第2弾以降の展開も含め、日本各地での開催に期待が集まります。

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(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

松竹株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)
https://www.shochiku.co.jp/

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