東京五輪開催に向けて、観客の扱いが決まらないなか、観客席などの整備は感染拡大前にたてられた当初の計画どおり完了に近づいています。
一方、選手らが事前合宿などを行うホストタウンでは受け入れ中止が相次いでいます。
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東京オリパラで開催準備進む
東京オリンピック・パラリンピックの競技会場では、観客数も含めて感染拡大前の計画どおり運営できるよう、43の施設で仮設の観客席などの工事が進められています。有観客かの判断は6月に先送りされており、大会の開催には賛否もありますが、会場の準備はどのような決定にも対応できることを前提としてほぼ当初の計画どおり整備されています。
東京都江東区の「有明アーバンスポーツパーク」では、7,000人を収容できる仮設のスタンドなどがほぼ完成しました。
5月13日と14日はスケートボードのテスト大会、17日には自転車BMXフリースタイルのテスト大会が開かれます。
また江東区の「青海アーバンスポーツパーク」では、8,000人収容の仮設のスタンドなどの整備が完了しました。
5月14日から3日間、バスケットボールの3x3(スリー・エックス・スリー)のテスト大会が開かれます。
大会組織委員会は「この夏の安全安心な大会開催に向けて支障のないよう引き続き準備を進める」としています。
東京都の小池知事は、密になっている箇所を確認するほか、大会開催に向けてブラッシュアップするためにテスト大会は必要だと述べました。
ホストタウンでは受け入れ断念も
一方、ホストタウンでは受け入れ中止を表明する自治体が相次いでいます。
ホストタウンについては、全国で528の自治体が登録しており、交流事業や選手の事前合宿を行う予定でした。
このうち、5月12日までに約40の自治体がホストタウンとしての受け入れ中止を決定しました。
千葉県では、県内複数の自治体でアメリカの陸上チームが事前合宿を行う予定でしたが、5月12日中止が発表されました。その理由として、感染拡大に伴う選手の安全面に関する懸念があげられています。
埼玉県東松山市でもキューバの選手の事前合宿が予定されていましたが、受け入れを中止することを決めました。練習などを行うことにしていた大東文化大学の施設の利用が難しくなり、代替施設が存在しないことから、5月12日に正式に受け入れ中止を発表しています。
東京五輪について開催に向けての不安が高まりながらも、準備は着実に進められています。
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<参照>
NHK:東京五輪・パラ 仮設会場で大会 会場整備ほぼ計画どおり完了へ
NHK:埼玉 東松山市 東京五輪キューバの事前合宿 受け入れ中止
TBS News:五輪ホストタウン約40自治体 交流事業や事前合宿受け入れ中止
朝日新聞:米陸連、千葉での事前合宿を中止 「選手の安全に懸念」
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
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【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか
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