スペインは、2021年の海外からの観光客数が最大で4,500万人に達すると予想しています。
レジェス・マロト観光相は5月12日、「スペインは間もなく世界からの旅行者受け入れを再開する」と述べました。
関連記事イギリスが条件付きで海外旅行を解禁
「訪日ラボ」の最新インバウンドノウハウが配信されるメルマガに登録する
スペイン、海外からの観光客数をコロナ前の半分の水準と予想
5月12日、スペインのマロト観光相は、2021年の海外からの観光客数が最大4,500万人となる見通しだと発表しました。
20日からは、英国からの観光客受け入れを再開できる可能性が高いとし、さらに、6月以降EUで運用開始予定のワクチンパスポートの制度にも期待を寄せています。
観光客数4,500万人 英国含むEU域外からの受け入れを期待
スペインのマロト観光相によると、2021年、海外からスペインへの観光客数は、2019年の8,350万人の半分の水準にあたる4,500万人となる見通しだとのことです。
2020年の観光客数は、世界2位だった前年から80%近く減少し、1,900万人を下回っていました。
マロト観光相は、12日に行われた夏の観光キャンペーンについての会見で、「スペインは間もなく世界からの旅行者受け入れを再開する。」と述べたとのことです。
スペインは、5月末までは原則入国禁止としていますが、大臣は予定より早く入国制限を緩和し、観光の再開できると期待しています。
国の経済の重心を担う観光の復旧に向けて進んでおり、観光客受け入れにあたっては、各国を感染状況に応じて色分けしていく計画です。
EUで運用開始予定の「ワクチンパスポート」の制度によって、EU域外からの観光客が訪れることに期待しており、特に従来スペインにとって最大であった英国からの観光客の受け入れを望んでいます。
ワクチンパスポートの制度については、6月からの運用開始が予定されていますが、EUが5月20日に域外からの旅行について制限を更新、緩和するとみられています。これにより、スペインは早期に英国からの観光客受け入れを再開できると考えています。
なお、英国は5月17日より条件付きで海外旅行を解禁します。
スペインは7日に英国が発表した最初の解禁国リストには含まれていませんが、リストは3週間ごとに更新予定のため、マロト観光相は今後リストに含まれることを期待しています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
THE LOCAL es:‘We’re ready to reopen to the world very soon’: Spain expects 45 million tourists in 2021
ロイター:スペイン、今年の海外からの旅行者は4500万人と予想
schengenvisainfo news:Spain Plans to Permit Entry for British Holidaymakers From Next Week
【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略
2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。
では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。
インバウンド対策を何から始めたら良いか悩んでいる方や、インバウンドの最新動向を知りたい方向けに
- 最新の訪日観光の状況や今後の予想
- 国・地域別のデジタルマーケティング
- 外国人向け情報発信の際に意識すべきこと
などがわかる資料を公開しています。
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!
【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる