東京五輪開幕まで40日を切りました。
日本でも新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が加速する中、五輪の組織委員会の橋本聖子会長は、国内のワクチン接種対象者を拡大することが海外からの参加者へのおもてなしになると述べています。
また、IOCによると、海外では五輪参加者の約80%がワクチン接種を完了させる予定だということです。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)東京五輪に向けてワクチン接種対象を拡大
日本政府は、「安心安全な五輪」の開催を掲げています。その鍵になるともいえるワクチン接種について、日本の組織委員会とIOCがそれぞれ今後の方針について言及しました。
接種対象拡大でおもてなしを、参加者の8割は接種完了の見通し
日本も、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進んでいます。
東京五輪開催に伴うワクチン接種については、IOCが2万人分のワクチンを提供する方針を表明しており、日本人を含むすべての参加選手と、日本の大会関係者などをその対象としています。これを受けて、日本政府は、ボランティア7万人やメディアスタッフにも接種を拡大させていくことを検討しています。
この接種対象拡大について、組織委員会の橋本聖子会長は6月9日に行われた記者会見の中で、「海外の方々らをお迎えするため、できるだけ接種することが組織委員会としてのおもてなしだと思っている」と話しました。
また、IOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長によると、五輪参加予定の選手、スタッフの約8割が五輪開催までにワクチン接種を完了させられる見通しだということです。6月9日に行われたオンライン理事会で語られました。
なお、9日時点では76%の選手が大会出場権利を獲得しており、残る枠はランキングや各予選によって今後決まっていくとのことです。
ワクチン接種の拡大が、日本政府がかねてより掲げている「安心安全な五輪」への要素となるかもしれません。
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<参照>
毎日新聞:「ワクチン接種がおもてなし」 橋本聖子五輪組織委会長
AFP:東京五輪、ボランティア7万人のワクチン接種検討
NHK WORLD JAPAN:IOC: 80% of athletes, coaches to be vaccinated
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