国際会議開催地の決定に影響力を持つPCOと関係を強化
日本政府観光局(以下、JNTO)が8月1日に、国際PCO協会(以下、IAPCO)とデスティネーション・パートナーシップを締結したと、8月2日に発表しました。
IAPCOは国際会議運営専門事業者およびMICE業界関係者に対し、教育機会の提供に加えて、加盟者との情報交換・連携を行うことで、業界の質の向上を図るために設立された国際組織です。
JNTOは今回、世界40か国、138社のPCOが加盟する同国際組織と、デスティネーション・パートナーシップを締結。これにより、中・大型の国際会議開催地の決定に大きな影響力を持つPCOに対し、開催都市の魅力や施設、サービスなどの情報を、多様な方法でプロモーションする機会を獲得します。
アジアNo.1の国際会議開催国を目指す
これまで、デスティネーション・パートナーシップは1地域につき1か所のみが締結していましたが、今回の日本の締結によりアジア2か所目となりました。JNTOは2030年にアジアNo.1の国際会議開催国として不動の地位を築くことを目指しており、今後はさらに積極的な誘致活動に取り組んでいく方針です。
JNTOは、IAPCOのメンバーに日本では国際会議を全国各地で開催できることを認知・発信してもらうことで、誘致・開催件数を増やしていきたいとしています。
▼外部リンク
JNTO プレスリリース
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/20210802.pdf