10月12日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、アフリカ全土で新型コロナウイルスワクチンの接種が遅れる中、一部の国でブースター接種が進められることについて「道徳性に欠ける」との認識を示しました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)WHO事務局長「ブースター接種、道徳性に欠け不公平」
WHOのテドロス事務局長は10月12日、CNNの取材に対して、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)は「道徳性に欠け、不公平かつ不当だ。中止しなければならない」と述べました。
アフリカ全土で新型コロナウイルスワクチンの接種が遅れる中、一部の国でブースター接種が進められていることを受け、「追加接種を始めることは国際社会として最悪の対応だ」と指摘しました。
アフリカ大陸全体を無視して新型コロナウイルスのパンデミックを食い止めることはできず、ブースター接種の開始は不当かつ不公平だとの見方を示しました。
WHOでは、免疫不全状態の人に対するブースター接種は推奨しているものの、ブースター接種の広範な使用に関しては、世界のより多くの地域で、1回目接種が完了するまで強く反対する姿勢を示しています。
テドロス事務局長によれば、南米、北米、欧州、アジア、オセアニア地域が、すでに人口の50%以上に1回目接種を完了したのに対し、アフリカでは人口のわずか7%しか1回目接種を完了していないということです。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
CNN.co.jp:WHO事務局長、ワクチン追加接種は「道徳性に欠け不公平」
【12/25開催】2025年が終わる今こそ考えたい「インバウンドの未来」 東北に学ぶ成功戦略

2025年もいよいよ終わりに近づいてきました。今年の訪日外国人数は、10月までの累計ですでに3,500万人を超えており、過去最高だった2024年を上回ることが確実視されています。
来たる2026年は、インバウンドにとってどのような年になるのでしょうか。
本セミナーでは、観光業やインバウンド誘客に関わるスペシャリストの方々をお招きし、2026年以降のインバウンドについて見通します。
さらに、東北地方でのインバウンド誘客を事例としながら、今後の「地方×インバウンド」にとって重要な考え方や、今やるべきことについても徹底議論します。
東北地方で観光業界に関わる方はもちろん、それ以外の地域の方でも参考になる議論をお届けします!
詳しくはこちらをご覧ください。
→2025年が終わる今こそ考えたい「インバウンドの未来」 東北に学ぶ成功戦略【12/25開催】
【インバウンド情報まとめ 2025年12月前編】観光庁補正予算、オーバーツーリズム対策など225億円 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁補正予算、オーバーツーリズム対策など225億円 / 東京23区のホテル開発がV字回復 ほか:インバウンド情報まとめ【2025年12月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










