マレーシアの航空大手エアアジア・グループはマレーシアでの国内線と同国発の国際線の搭乗について、新型コロナウイルスのワクチン接種完了を条件としました。
また接触を避けるため、すべての乗客にスマートフォンアプリ「airasia Super App」によって事前チェックインを義務付けることも発表されました。
すでに同社では、直接接客する客室乗務員等のスタッフに加え、手荷物取り扱いや地上整備スタッフにもワクチン接種が行われていますが、ワクチン接種を乗客にも義務化しより安全性を高める狙いがあります。
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エアアジア、すべての乗客にワクチン接種義務化へ
エアアジアは10月6日、エアアジア・マレーシアの便においてすべての乗客にワクチン接種完了を求めると発表しました。
18歳以下の乗客で接種未完了者に対しては、接種済みの保護者と同乗することが求められています。
さらに、搭乗までの手続きにおいても「airasia Super App」によるチェックインを義務付けることにより、空港での接触を減らす考えです。同アプリにはホテルの予約から健康診断書、電子搭乗券も同時に含まれます。
なお、空港でのチェックインには原則として料金が発生するということです。
またマレーシア政府公式アプリと連携することにより、接種証明書などを簡単に登録できると発表しました。
他にも同社では、感染症対策としてマスク着用の徹底、各フライト後2時間に及ぶクリーニング、機内食の安全性についても声明で強調しました。
この声明ではエアアジア・マレーシアのリアド・アスマット最高経営責任者(CEO)は「ワクチンの義務化は顧客と従業員の安全を最優先した決定だ。またアプリを利用することにより、接触機会を減らした決済や搭乗が可能になる」と利便性を強調しました。
宗教上、また身体上の理由でワクチン接種をできない人々もいるなか、これらの取組がどこまで世界的に受け入れられるのか注視する必要があるでしょう。
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<参照>
エアアジア:Travel Advisory: AirAsia will only accept fully-vaccinated guests on its flights
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
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