日本政府観光局(JNTO)が、訪日旅行データハンドブック2021を公開しました。
データハンドブックとは、JNTOが指定しているビジット・ジャパン重点市場の各国において概要をまとめたのち、経済、外国旅行の動向、訪日旅行の動向についてまとめたものです。
特集について、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けたため「コロナ禍・コロナ後の訪日旅行」が組まれています。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)JNTO、2021年の訪日旅行データハンドブックを公開
JNTO訪日旅行データハンドブック2021が公開されました。
データハンドブックとは、ビジット・ジャパン重点市場である韓国、中国、台湾、香港、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、インド、オマーン、アラブ首長国連邦、カタール、バーレーン、サウジアラビア、クウェート、イスラエル、トルコ、豪州、カナダ、米国、メキシコ、ロシア、ドイツ、フランス、英国、イタリア、スペインの各国について、データや図を用いて概要、旅行市場について説明されているものです。全989ページに及び、詳細にデータが記載されています。
以下で、各章の概要について簡単に記載します。
まず特集として、各国別に「コロナ禍・コロナ後の訪日旅行」が記載されています。旅行中のコロナ感染の危険性に対する認識、コロナ禍での外国旅行計画の有無、外国旅行を再開する時期、コロナ禍で外国旅行を計画する際に利用する情報源が記載されています。コロナ禍の中でプロモーションをどの程度行うのが良いのかについて判断する材料になると考えられます。
各国の概要としては面積、人口などの基本情報のほか、祝祭日や外国旅行の情報を収集する際に使用するオンライン媒体についてまとめられています。どのオンライン媒体で発信するとより効果があるのか、また宗教上の問題などで気を付けるべきポイントなどを把握できます。
経済指標については、1人当たりの名目GDPに加え、国際旅行収入と国際旅行支出、さらに居住者全体の資産額に占める高額純資産が示されており、富裕層に向けてよりターゲットを絞りやすいように説明されています。
次に、外国旅行の動向として外国旅行者数と訪日客数の推移、またアジアなど地域別の訪問者数の推移について記されています。
最後に、訪日旅行の動向として訪日客の推移に加え、訪日客の訪日旅行に関する期待内容、訪日客が訪日旅行前に役立った旅行情報源、訪日客が利用した決済方法、訪日客の日本再訪意向など全26項目が記載されています。特にインバウンドを狙うにあたり、まず知っておきたい基本情報が網羅されています。
JNTO訪日旅行データハンドブック2021は、無料でJNTO公式サイトから閲覧できます。今後のインバウンド獲得戦略を考える上において、重要な指標の1つとなるでしょう。
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JNTO:訪日旅行データハンドブック2021
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