17日、韓国政府が日本などからのビザなしでの短期滞在を認める措置を11月から全面的に再開する方向で調整していることがわかりました。
韓国政府は、コロナ禍で停滞した観光業を活性化させるために日本など外国からの観光客に期待を寄せています。
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韓国政府、日本人のビザ免除措置を再開予定
ソウル聯合ニュースによると、17日、韓国政府が日本などからの査証(ビザ)なしでの短期滞在を認める措置を11月から全面的に再開する方向で調整していることがわかりました。
韓国当局関係者は聯合ニュースの取材に対し、「日本が今月に新型コロナの水際対策を緩和し、韓国などからのビザなし入国を再開した。相互主義の原則から日本からのビザなし入国を全面再開する方向で調整している」と話しました。
韓国は、2020年3月に日本が新型コロナウイルス感染拡大で入国制限措置を取ったことを受け、日本からのビザなし入国を停止しました。
その後、観光客誘致のため日本・台湾・マカオからのビザなし入国を8月限定で実施し、10月31日まで延長しました。
11月以降については、ビザなしになるかどうかは明らかになっていません。
正式にビザ免除措置が全面再開となれば、韓国への旅行が本格的に活性化するとみられています。
実際に、日本・台湾・マカオ対象のビザ免除により8月に韓国を訪問した外国人は31万945人で、前年同月比3.2倍に増加しました。
また、日本人観光客は2万6482人と11.7倍に急増しています。
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