新型コロナウイルス感染拡大の影響で、訪日外国人観光客は大きく減少しましたが、2022年10月に水際対策が大幅に緩和されるなどインバウンド回復が期待されています。
インバウンド対策を進めるにあたって、最初のターゲティングの精度を高めるためにはそれぞれの国・地域の「コロナ前」の消費動向を知る必要があります。
海外旅行好きと言われる香港人の間で日本旅行の人気は高く、インバウンド戦略において香港は重要な市場となっています。
株式会社movが運営する「口コミアカデミー」では、「コロナ前(2019年)訪日香港人の消費動向まとめ」と題した資料を無料で提供しております。
この機会にぜひご利用ください。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)本資料の構成
本資料は以下の内容で構成されています。
2019年訪日香港人の消費動向(訪日香港人の属性と旅行内容)
- はじめに
- 訪日香港人の男女別および年代別比率
- 訪日香港人の主な来訪目的
- 訪日香港人の来訪回数
- 訪日香港人の目的別滞在日数
- 訪日香港人の主な来訪時期
- 訪日香港人の旅行形態
- 訪日香港人の旅行支出内訳
- 訪日香港人の客層別旅行支出内訳
- 訪日香港人の買い物ランキング
- 訪日香港人の旅行情報ランキング
- おわりに
以下、本資料から得られる知識の一部をご紹介します。
微かに伸びたものの平均を下回る訪日香港人の消費単価

2019年の訪日香港人一般客1人当たりの旅行支出は15万5,951円で、前年比+1.0%となりましたが、全体の訪日外国人一般客1人当たりの旅行支出15万9,000円をわずかに下回りました。
2018年は全国籍の平均を上回っていたものの、2019年に全国籍の平均が上昇したために、平均を下回る結果となりました。
平均宿泊数も、訪日香港人は6.1泊で、全体の8.8泊を下回っています。
香港人の訪日は春から夏にかけて増加傾向、12月も人気

2019年に最も多くの香港人が日本を訪問したのは、スキーや雪見を体験できる12月でした。
春から夏にかけて増加する傾向もあり、それまでの6年間は7月に最も増加していました。
逆に1月から2月は最も訪日香港人が減少する傾向が見られます。
訪日香港人の高いリピート率

2019年の訪日香港人は約229万人で、2009年の約45万人と比較し5倍程度の訪問者数となりました。
2019年時点では、訪日香港人の特徴として以下が挙げられます。
- 9割近くのリピーター
- 9割以上が個別手配旅行、団体ツアーは少なめ
- ハイシーズンは7月と12月
訪日香港人の来訪回数は2~5回のリピーターが最も多く、全体の約4割を占めています。
さらに10回以上のリピーターも全体の3割以上を占めるなど、訪日香港人はリピーターが非常に多いことが特徴的です。
このようにリピーターが多いことや、コロナ収束後に行きたい国の調査に対し日本が1位になったことなどから、今後訪日香港人観光客が戻ってくることが期待されます。
このタイミングを利用して、訪日香港人が安心して過ごせるような受け入れ環境整備を行っていくことが重要となるでしょう。
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