日本百貨店協会は7月24日、6月の全国百貨店売上高概況を発表しました。
売上高総額は約4,412億円と推計され、前年同月に比べて7.0％増加し、16か月連続の上昇を記録しました。
特にインバウンド需要が際立って伸びており、入店客数は前年の3倍以上、売上高はコロナ前の2019年比で0.8％減まで回復していることがわかりました。
百貨店6月売上、インバウンドが前年の3倍以上に
日本百貨店協会は、6月の全国百貨店売上高概況を発表しました。売上高総額は約4,412億円と推計されており、前年同月比で7.0％増加しています。
入店客数は前年同月比で3.5％増加し、16か月連続で増加傾向を維持しています。中でもインバウンドが一段と高い伸びを見せ、前年同月比320.3％と3倍以上の増加を記録しました。インバウンドが全体に占める割合は6.4%となっています。
インバウンドの売上額もコロナ禍の2020年2月以降で最高額となる280億円に達しました。2019年比では0.8％減となりましたが、ほぼコロナ前の水準に戻ったことがわかります。
6月の百貨店売上高について日本百貨店協会は、円安効果と入国制限終了に伴うインバウンド需要が増加し、売上を押し上げる要因となったとしています。
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＜参照＞
日本百貨店協会：百貨店売上高
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