三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社と株式会社インジェスターは2月10日、2025年第4四半期における「インバウンド購買意欲指数」の調査結果を公表しました。
本調査は全国の小売店を訪れる訪日客の購買意欲を測定するもので、前四半期まで横ばいで推移していたインバウンド購買意欲指数は、中国政府による訪日自粛要請の影響により「やや低下」に転じました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)インバウンド購買意欲指数の推移
調査結果によると、インバウンド購買意欲指数はこれまで維持してきた横ばいから一転し、全体的に低下傾向が見られました。
四半期の推移
2025年第4四半期のインバウンド購買意欲指数は、現状水準DIが59、現状判断DIが57といずれも前期から5ポイントのマイナスを記録しています。
また、今後の動きを予測する先行き判断DIは59という結果でした。こちらも前期から5ポイント低下しており、現状・先行きの両面において、前四半期までの横ばいから一律で数値が押し下げられる形となりました。

月次の推移
月ごとの動きを示す月次系列においても、四半期のデータと同様の傾向が示されています。
10月は前月と比較して現状水準DI・現状判断DI・先行き判断DIのすべての数値で上昇傾向にありました。しかし、中国政府から訪日自粛要請が出された11月には、現状水準DIが8ポイント、現状判断DIが5ポイント、先行き判断DIが7ポイント下落し、3指標いずれも低下傾向に転じました。
12月はさらに下落し、すべての数値で50台前半まで落ち込んでいます。依然として「購買意欲が強い」の基準である50は上回っているものの、10月時点の高い水準からは大きく数値を下げる結果となりました。

インバウンド購買意欲指数とは
インバウンド購買意欲指数は訪日客の購買動向を分析し、関係分野における経営・景気判断の参考資料とすることを目的とした指数です。
主な調査事項は以下の3つです。
- 現状水準DI:訪日客による購買意欲の水準を判断
- 現状判断DI:前月と比較した方向性を判断
- 先行き判断DI:今後の購買意欲を判断
この指数は50を境界線としており、数値が50より大きいほど購買意欲が強く、小さいほど購買意欲が弱いと判断されます。

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<参照>
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社:インバウンド購買意欲指数(2025年第4四半期)の結果について
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