東京ディズニーリゾート、入場者数が前年度比2倍近くに

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綜合ユニコムがコロナ禍における全国主要なレジャー・集客施設の入場者数データをまとめた『月刊レジャー産業資料10月号』(No.685)を発刊しました。

調査によると、テーマパークや遊園地など多くの施設がコロナ前の入場者数を上回る一方で、ミュージアムはまだ回復途上であることが浮かび上がっています。

この記事では調査の概要を見ていきます。なお詳細なデータや調査結果は『月刊レジャー産業資料10月号』で紹介されています(購入ページ)。


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テーマパーク、遊園地、動物園が好調、ミュージアムは回復途上

コロナ禍を経て、2022年度における日本全国の主要なレジャー・集客施設の動向が注目されています。

綜合ユニコムが実施した最新の調査によれば、テーマパーク、遊園地、動物園は、コロナ前(2019年度)の入場者数を上回る施設も多く見受けられます。

テーマパーク:「東京ディズニーリゾート」が前年度比188.3%

テーマパークでは、とりわけ「東京ディズニーリゾート」が前年度比188.3%増の約2,208万人と大幅に増加しました。入場者数上限の引き上げが寄与していると考えられます。

遊園地:V字回復、「浅草花やしき」は新アトラクションとナイトイベントで集客に成功

遊園地においても、特に中小規模の施設がコロナ禍からいち早くV字回復を果たしています。

浅草花やしき」は新アトラクションの導入やリニューアル、ナイトイベントの再開などでコロナ前を凌ぐ集客に成功し、好調な成績を収めました。

遊園地は家族や友人と楽しいひとときを過ごす場所として再び人気を集めているようです。

動物園:大幅な集客増、「上野動物園」の入場者数は前年度比5倍に

動物園も好調な成績を収めていて、「東京都恩賜上野動物園」が対前年度比540.7%の約305万人という数字を記録してトップに返り咲きました。

1日当たりの入場者数も前年度の3倍となる約9,550人にアップし、再び多くの人々に愛される施設となりました。

水族館:沖縄美ら海水族館の入場者数が前年度比3.5倍に

水族館においても、「沖縄美ら海水族館」が前年度比349.1%増で200万人台に返り咲きました。

横浜・八景島シーパラダイス アクアリゾーツ」は、団体の教育旅行や回復状況にあわせた企画を実施したこともあり、前年度比で121.7%となる140万人を上回りました。

ミュージアムは回復途上、コロナ禍の影響が残る

ミュージアムは苦戦を強いられている状況です。綜合ユニコムの調査によると、前年度からは集客が回復していますが、コロナ前(2019年度)の入場者数にはまだ届いていないとのことです。コロナ禍の影響はミュージアムにおいても大きく、その回復がまだ途上であることが示されました。

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<参照>

綜合ユニコム株式会社プレスリリース:コロナ禍の全国主要レジャー・集客施設 入場者数データを掲載した『月刊レジャー産業資料』10月号を発刊――テーマパーク、遊園地、動物園ではコロナ前の入場者数を上回る施設も

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2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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