訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは今週投稿された記事の中から、インバウンドに関する注目の数字をピックアップしてご紹介します。
インバウンド対策に携わる方のヒントになる数字を厳選しましたので、ぜひ関連記事も併せてご覧ください。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
19.4億人
2024年の国慶節期間に移動すると見られる延べ人数
10月1日、中国の大型連休「国慶節」が始まりました。2024年の国慶節は10月1日から7日の7連休となっており、この期間には例年多くの中国人が国内外へ旅行に出かけます。
中国国内メディア「中国网(チャイナネット)」によると、中国当局は9月27日の記者会見で、国慶節の連休の間に「延べ19.4億人」が移動するとの予測を発表しており、今後の中国インバウンド市場の動向に注目が集まります。
こちらの記事では、「国慶節」の概要や関連するデータ・情報をまとめてご紹介します。
→中国の大型連休「国慶節」きょう1日開始!人気海外旅行先1位は日本
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羽田が3位
航空データ分析大手のOAGが、世界の主要な空港を対象とした「メガハブ・インデックス2024」を発表。羽田空港が前年の5位から順位を伸ばし、3位にランクインしたことが明らかとなりました。
成田空港についてもインバウンド需要回復の影響から、60位から15位へと順位を伸ばしています。
ほかのアジア諸国に関しては、仁川国際空港(韓国)や上海浦東国際空港(中国)がトップ50にランクインしており、アジア全体での航空市場の回復と拡大がうかがえます。
こちらの記事では、ランキングの全容やLCC(格安航空会社)の路線を対象としたランキングを掲載しています。
→「世界のメガハブ空港」羽田3位、成田15位 アジア市場の成長目立つ
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1位を維持
7月の国別宿泊数、6月に引き続き中国が1位に
観光庁は9月30日に7月の国籍別延べ宿泊者数を発表し、6月に続いて中国が1位であることが分かりました。
中国の宿泊者数は308.1万人で全体の25.2%を占めており、6月からその割合が増加しています。
中国の大型連休である「国慶節」が差し迫っていることもあり、今後も宿泊者数は増加すると見込まれます。
こちらの記事では、国別の宿泊者数の割合や、同日に発表された8月の全体宿泊者数について掲載しています。
→【速報】国別宿泊数「中国」が引き続き1位、8月外国人宿泊数は1,281万人泊【観光庁 宿泊旅行統計 2024年7月・8月】
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【7/23開催】育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは
本セミナーでは、インバウンド観光における地方誘客や地域消費拡大の鍵として、「ローカルガイド」の可能性に焦点を当てます。
観光地では今なお、多言語で地域の歴史や文化を伝えられるガイドが不足しており、「訪日外国人の受け入れ体制が十分とはいえない」と感じている自治体も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。
2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました
誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。
本セミナーでは、株式会社羅針盤と株式会社movが共催し、インバウンドを地域でどう受け入れ、地域の魅力をどう伝えるか。そのために欠かせないローカルガイドを増やすための具体的な打ち手や、現場での実践例を詳しくご紹介します。
<セミナーのポイント>
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詳しくはこちらをご覧ください。
→育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは【7/23開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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