Instagramは、商品やサービスの魅力を視覚的に伝えられるうえ、世界中で広く利用されているため、インバウンド集客にも効果が期待できます。ビジネスで活用する際に、予約投稿できるようにして集客を強化したいと考えている方も多いでしょう。
しかし予約投稿にはいくつかの方法があり、どれが一番向いているかわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Instagramで予約投稿する方法や自動投稿ツールの選び方をご紹介します。
Instagramで予約投稿を行う方法とは
Instagramでは、大きく分けて3つの方法で予約投稿を行えます。それぞれの方法を解説します。
- Instagram公式アプリ「自動予約投稿機能」を利用
- Meta社が提供する公式ツール「Meta Business Suite」から投稿
- 外部企業が提供するツールを利用
1. Instagram公式アプリ「自動予約投稿機能」を利用
Instagram公式アプリから予約投稿ができます。ただし、予約投稿できる条件は下記となります。
- プロアカウント(クリエイターアカウント・ビジネスアカウント)であること
- 予約できる投稿日は最大75日先まで
- スマートフォンから予約投稿が可能
- ストーリーズの予約投稿はできない
予約投稿の手順は下記です。簡単に予約できるので、まずはInstagramの公式アプリから自動投稿するのがおすすめです。
- Instagramアプリを開き、[+]をタップしてから[投稿]または[リール]をタップ
- 写真または動画を選択し、キャプション、エフェクト、フィルターを追加
- [その他のオプション] (Android)または[詳細設定] (iOS)をタップ
- [投稿日時を指定]をタップし、75日後までの日時を選択
- [完了]をタップ
- [戻る]ボタンをタップ
- [投稿日時を指定]をタップ
この手順で、フィード投稿またはリール動画の日時指定ができます。ストーリーズでは予約投稿できません。
参照:Instagramで日時指定の投稿とリール動画を作成・管理する方法
2. Meta社が提供する公式ツール「Meta Business Suite」から予約投稿
ビジネス目的でInstagramを運用し、かつパソコンでの運用も視野に入れているなら、Meta社が提供する公式ツール「Meta Business Suite」を活用するのがおすすめです。
「Meta Business Suite」は、Instagram、Facebook、Messengerなどのインサイトやアクティビティを管理・分析できる無料ツールです。複数のアカウントを一元管理でき、各アカウントを個別にアプリで開かなくても、管理画面から直接予約投稿を設定できます。
「Meta Business Suite」は以下の特徴があります。
- パソコンからの予約投稿が可能
- フィード投稿、リール投稿に加え、ストーリーズの予約投稿が可能
- そのほか、さまざまなビジネス機能がある
3. 外部企業が提供するツールを利用
外部企業が提供する予約投稿ツールは、自身のInstagramのアカウントを連携して利用できる外部ツールのことをいいます。公式アプリとは別であるため、外部のアプリやサイトを起動する手間はかかります。しかし、提供元が信頼できるツールであれば、スムーズに設定できるでしょう。
また、なかにはInstagramだけでなくTwitterやFacebookなど、ほかの主要SNSの予約投稿にも対応しているツールもあるため、SNS運用を効率化したい場合は外部企業が提供するツールも選択肢に入ります。
ただし、外部の企業が提供する予約投稿ツールを使う場合、セキュリティにはくれぐれもご注意ください。また、将来的にMeta社によって利用が制限される可能性もある点にも注意が必要です。
Instagramの予約投稿ツールの選び方
Instagramの予約投稿を設定できる外部ツールは多数存在するため、自社にあったものを選びたいところです。予約投稿ツールの選び方を3つ紹介します。
選ぶポイント1:Instagramに対応しているか
予約投稿ツールは、Instagram以外にもX(Twitter)などほかのSNSに対応しているものもあります。 予約投稿ツールによって対応しているSNSが異なるため、まずはInstagramに対応しているかを確認しましょう。
また、Instagramだけでなく他のSNSも合わせて予約投稿を設定したい場合は、自社が運営するSNSにできるだけ多く対応しているツールを検討します。投稿や管理作業を一元化でき、より効率的な運用を実現できるでしょう。
選ぶポイント2:目的に合った機能があるか
予約投稿ツールのなかには、予約投稿だけでなくさまざまな機能が備わっていることもあります。たとえば、競合追跡や投稿後の分析までワンストップでできる、フォロワーの属性を分析できるなどツールによって多種多様です。
Instagram運用の課題や自動投稿ツール導入の目的に合わせ、必要な機能が過不足なく備わったツールを選ぶと失敗は少ないでしょう。
選ぶポイント3:費用は予算内か
外部の企業が提供する予約投稿ツールの場合、月額費用がかかることもあります。基本的に多機能なツールほど費用が高くなる傾向です。必要な機能を決めたうえで、予算内で運用できるツールを選定しましょう。
費用をかけずに予約投稿したい場合は、Meta社が提供する公式ツールがおすすめ。なかには無料の外部ツールもありますが、利用機能や月ごとの投稿数などが制限されることがあるのでしっかり確認した上で選びましょう。
予約投稿ツールでInstagram運用を効率的に
Instagramは世界中で活用されていて、「Digital 2022 Global Overview Report」によれば、世界における好きなSNSランキングにおいて、「Instagram(14.8%)」は「WhatsApp(15.7%)」に次いで2位にランクインしています。
また、JNTOが発表している「訪日旅行データハンドブック」によれば、外国旅行の情報収集をする際に使うオンライン媒体として、Instagramと答えた割合は韓国で28.3%、台湾で25.4%、香港で28.9%でした。タイやシンガポールでも20%以上、フィリピンでは47.4%、インドネシアにおいては64.2%にのぼるなど、多くがInstagramを使って外国旅行の情報収集をしています。
予約投稿機能やツールを活用すれば、投稿時間に合わせて手動で投稿する手間を削減できます。「最適なタイミングで漏れなく投稿していきたい」と考えているのであれば、本記事で紹介した方法で自動投稿を設定してみてください。
<参照>
JNTO:訪日旅行データハンドブック(2023年版)
DATAREPORTAL:Digital 2022 Global Overview Report
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