Agodaはシンガポール発のオンライン宿泊予約サイトです。東南アジアを中心に多くのユーザーを抱えていることから、掲載することでインバウンド客の集客も期待できます。
そこで今回は、Agodaに掲載する方法や集客力をアップさせる方法を解説します。
政府は2030年までに年間のインバウンド客数を6,000万人に増やすことを目標としています。今後、増加が予想されるインバウンド客を集客するためにも参考にしてください。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
Agodaに登録・掲載するメリット
Agodaには無料で簡単にユーザー登録できるだけでなく、インバウンド集客も期待できるなどさまざまなメリットがあります。Agodaに登録・掲載するメリットを3つ紹介します。アジア圏の集客に強い
Agodaはアジア最大級の規模を誇るオンライン宿泊予約サイトです。世界中で80万以上の施設が掲載されており、日本国内だけ見ても約1万施設が掲載されています。またオンライン宿泊予約サイトのなかでも最大規模のユーザー数を誇り、とりわけ東南アジアのユーザーが多いことから、東南アジアからの訪日客の集客が期待できます。
無料で集客が期待できる
Agodaは初期登録料や掲載料などがかからないことも魅力のひとつです。掲載後、ユーザーからの予約が確定した場合には手数料が発生しますが(都市および国によって異なる)、登録時や掲載している状態では費用が発生しません。
複雑な作業がいらず簡単に登録が可能で、メールアドレスがあれば簡単に登録できます。
世界中の予約システムと連携
Agodaは世界中の予約管理システムと連携しており、その数は150以上にものぼります。Agodaのユーザー以外にも訴求効果を期待できるため、事業者にとってのメリットも大きなものとなります。Agodaで集客する方法
Agodaでは口コミ機能によってユーザーの生の声を知ることができます。口コミをたくさん集めることができれば、信頼性が上がり新規ユーザーの獲得につながります。Agodaで集客する方法を3つ解説します。1. まずは口コミ投稿を促す
宿泊施設を利用したユーザーが必ず口コミを投稿してくれるとは限りません。できるだけ多くの利用者に口コミを投稿してもらう対策が求められます。Agodaにはメッセージ機能があるため、利用してくれたユーザーへのフォローなどが効果的でしょう。また、チェックインやチェックアウトの際に口頭でお願いするのも一案です。もし口頭でお願いするのが難しい場合は、口コミ投稿ページに遷移するQRコードを印刷した紙をわたすと効果的です。
2. 清潔さ・サービスを見直して口コミ評価アップ
続いては口コミ評価に着目した施策です。Agodaの口コミ評価は、「施設の状態/清潔さ」「サービス」「コスパ」「ロケーション」「施設・設備」の5項目で構成されています。今すぐに「ロケーション」や「施設・設備」を改善することは難しいですが、「施設の状態/清潔さ」や「サービス」であれば改善できます。改善できるポイントを洗い出し、口コミ評価アップを目指すと良いでしょう。
3. カスタマーレビューアワードで注目度アップ
Agodaではユーザーから高い評価を受けた施設へカスタマーレビューアワードが送られます。総合評価の平均スコアが8.5以上であることが必須条件で、年に一度発表されます。
カスタマーレビューアワードを受賞できれば、訴求効果が生まれて集客力アップにつながるでしょう。
Agodaの登録方法
オンライン旅行予約サイトとして人気のAgodaですが、登録するにはどうしたら良いのでしょうか。ここではAgodaの登録方法を解説します。
無料で簡単4ステップ
Agodaに宿泊施設を登録してホストになるには、「アカウント登録」「施設情報登録」「写真のアップロード」「料金設定」の全4ステップで完了します。
まずはAgodaに無料でアカウント登録を行います。Agoda公式サイトより、「メンバー登録(無料)」もしくは「物件の掲載はコチラ」ボタンからアカウント情報の登録が行えます。

次は、宿泊施設情報など必要事項を登録して写真をアップロードします。施設外観、内観、部屋、設備、料理など施設の魅力を伝える写真をアップロードしましょう。
その後、部屋の宿泊料金を設定すれば、必要情報の設定は完了します。Agoda上に掲載し、宿泊の受け付けを開始できます。
Agodaに登録してアジア圏訪日外国人を集客
アジアからの訪日外国人観光客が年々増加していることから、アジア最大規模のオンライン宿泊予約サイトであるAgodaは宿泊施設にとって効果的な集客力アップのツールと言えます。Agodaに事業者登録をして口コミ評価の対策を上手に行えば、宿泊施設の集客力アップへとつながっていくと考えられます。
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【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。
<本セミナーのポイント>
- インバウンド戦略の基本が学べる!
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詳しくはこちらをご覧ください。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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