アクティビティ事業者のトリップアドバイザー活用術とは?メリットやその他の集客方法も解説

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トリップアドバイザーは世界最大級の旅行口コミサイトです。ホテルやレストラン、飲食店のほか、アクティビティを含む観光スポットの情報も充実しており、旅行に関する幅広い情報を提供しているのが特徴です。

水際対策が緩和されてインバウンド需要が急速に高まっているいま、アクティビティ施設をトリップアドバイザーに登録することでインバウンド集客が期待できます。

この記事では、アクティビティ事業者のトリップアドバイザー活用術や、トリップアドバイザーに掲載するメリットなどを解説します。

関連記事:インバウンドに人気のアクティビティ、1位はシュノーケリング 欧米豪では文化体験が人気


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

トリップアドバイザーに掲載する3つのメリット【アクティビティ編】

まずは、アクティビティ情報をトリップアドバイザーに掲載することで得られる3つのメリットを詳しく見ていきましょう。

1. 無料で訪日外国人にアピールできる

オンラインサービスの活用は重要な要素であるものの、サイトによっては情報掲載にお金がかかり、コスト面のハードルが高い場合もあります。

しかし、トリップアドバイザーは施設情報の掲載や口コミへの返信など、基本機能に関しては無料で利用できます。以下が無料で利用できる機能です。

  • 施設ページのツール:掲載ページ上の項目を管理
  • レビュー管理ツール:レビューの管理、分析、返信
  • 無料マーケティングツール

トリップアドバイザーは世界49の国と地域で利用されており、28言語に対応しているため、無料で世界中の人に向けて情報を伝えられる点は大きなメリットといえます。

有料ツールについては「トリップアドバイザーとは?施設の登録方法や掲載するメリットを解説」の記事で紹介しています。あわせてご確認ください。

2. 口コミを通して集客アップが期待

トリップアドバイザーの特徴のひとつは口コミの数です。じつに10億件にもおよぶ口コミが掲載されていて、利用を検討している人にとっては重要な判断材料となります。

口コミに返信できるので、利用客の意見をただ受け取るだけでなく、コミュニケーションを通して信頼感を与えることもできます。

インバウンドを対象とした口コミ対策については、口コミアカデミーの「今からできるインバウンド×口コミ対策」の資料で詳しく紹介しています。

口コミアカデミーは訪日ラボ運営会社の株式会社movが運営するサイトです。ネットでは公開されていない確かな情報が盛り込まれていて、簡単な会員登録を済ませるだけでマーケティングに役立つ資料をすべて無料でダウンロード可能です。ぜひご活用ください。

3. 詳細なアクティビティ情報を掲載できる

トリップアドバイザーの施設ページでは、文字だけでなくさまざまな情報を掲載できます。

たとえばアクティビティ内容が伝わりやすいよう、アクティビティ中の体験風景を撮影して掲載すれば、よりイメージが膨らんで予約につながりやすくなるでしょう。

また、施設ページに予約ボタンを設置できるので、利便性が増して予約数アップが期待できます。

トリップアドバイザーに掲載しているアクティビティ事例3選

トリップアドバイザーにアクティビティを掲載している事例を3つ紹介します。

1. 写真の掲載でツアーの雰囲気をアピール

アクティビティ体験中の写真は、利用を検討しているユーザーにとって重要な情報のひとつです。とくに外国人観光客にとっては、アクティビティ情報の詳細が文字だけで書かれていても、現地の雰囲気が想像しにくい場合があります。

そこで、アクティビティ体験中の写真を複数枚掲載することで、潜在顧客に対してわかりやすくアクティビティの詳細を発信することが可能です。

2. ツアー詳細の掲載で予約の促進

トリップアドバイザーでは、実際に行われているアクティビティに関する細かい情報の掲載が可能です。プラン内容をはじめとした基本情報に加え、対応している言語、ツアーのタイムスケジュール、キャンセルポリシーなどを掲載できます。

ユーザーが自分の旅程や条件に合わせてアクティビティを選択することができるため安心感があり、予約の促進につながります。

3. 口コミへの返信でユーザーとコミュニケーション

トリップアドバイザーへ投稿された口コミには返信することもできます。

利用者の感想に触れてアクティビティの改善を行ったり、コミュニケーションを通じて親近感を感じてもらったりすることで、リピート利用につながる場合もあります。

他のユーザーも閲覧できるので、真摯な対応が新規ユーザーへの好印象を与える場合もあります。

トリップアドバイザー以外にもある!アクティビティ事業者が集客する方法

アクティビティ事業者がインバウンド客を集客するためには、トリップアドバイザーのような旅行サイトを活用するのも方法のひとつです。

その他にも、インバウンド客に事業を知ってもらい予約をしてもらう方法があります。ここでは2つの集客方法を紹介します。

Googleビジネスプロフィールを利用する

Googleビジネスプロフィールは無料で利用可能なビジネス用ツールです。店舗や施設はGoogleビジネスプロフィールにオーナー登録することで、Googleの検索結果やGoogleマップに表示される自社の情報を管理して更新できます。

Googleマップは世界中で20億人が使用しているといわれていて、日本を訪れる外国人もGoogleマップを使って行き先を決めたりアクセス方法を調べたりしています。

利用には費用がかからず、営業時間などの基本情報の更新、写真やキャンペーン情報の投稿など、簡単に管理が可能です。

Googleビジネスプロフィールについて、詳しくは「Googleビジネスプロフィールとは?インバウンド客を集客する方法やメリット、注意点など」の記事で紹介しています。こちらもご覧ください。

SNSを利用する

オンラインでの情報発信は、国内の集客のみならず、世界中の人に向けて情報を伝えられるチャンスです。アクティビティの存在を知ってもらうためには、自社ホームページだけでなく、SNSの活用が効果的です。

FacebookInstagramを通じてアクティビティの魅力を知ってもらったり現地の雰囲気を感じてもらったりするなど、ターゲットや目的に合わせてSNSの使い分けも有効です。

関連記事:外国人はどんなSNSを使っている? ユーザー数ランキングと注意点について

トリップアドバイザーでアクティビティを世界中にアピール

トリップアドバイザーは世界最大級の旅行口コミサイトで、アクティビティ情報を掲載することでインバウンド集客も期待できます。

施設ページに情報を掲載するなど、基本的なツールは無料で利用できます。

インバウンド客を増やしたい」「費用をかけずに集客したい」というアクティビティ事業者は、トリップアドバイザーに自施設を掲載するのも方法のひとつといえます。

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<参照>

トリップアドバイザー:数多くの旅行者にアプローチ
トリップアドバイザー:無料ツールまたはプレミアム、どちらをお選びですか?

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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