アクティビティジャパンは、日本含む世界のアクティビティジャパンユーザーの予約データをもとに、2024年人気アクティビティランキングを発表しました。
インバウンド需要が拡大し、その地域や季節ならではの魅力や、日本文化や伝統工芸に触れるアクティビティが人気を集めています。
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【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
アクティビティジャパン、2024年人気アクティビティランキング発表
アクティビティ体験専門予約サイトを運営する株式会社アクティビティジャパンは、12月18日、2024年の人気アクティビティランキングを発表しました。
この調査は、日本含む世界のアクティビティジャパンユーザーを対象に、2024年に実施または実施予定の体験予約データをランキング化しています。
全てのエリアでウォーターアクティビティ人気、欧米豪は日本文化に注目
インバウンドの人気アクティビティランキングについて、トップ10は以下の通りでした。

- シュノーケリング
- 箸作り体験
- カヌー・カヤック
- SUP
- 鍛治見学・鍛治体験
- 体験ダイビング
- ワカサギ釣り
- 海釣り
- 着物レンタル
- 陶芸体験
上位のウォーターアクティビティは、アジアや欧米豪など、すべてのエリアの旅行者から人気を集めています。
1位の「シュノーケリング」は、沖縄で美しい海とともにウミガメや魚を間近で見られる体験、3位の「カヌー・カヤック」は、北海道・釧路湿原の広大な自然の中を駆けめぐる野生動物や、山梨県・河口湖で富士山を眺めながら楽しめる体験が人気です。
また、夏には「ダイビング」、冬には「ワカサギ釣り」と、季節ならではの魅力も評価されていることが分かります。
一方、欧米豪では日本文化や伝統工芸に触れるアクティビティも人気となっています。
2位の「箸作り体験」は前年比約115%、5位の「鍛冶見学・鍛冶体験」は前年比約210%に増加しており、日本文化への関心の高さがわかります。
SNS映え意識し、カメラ撮影プランを予約
近年はインバウンドの旅行情報源としてSNSが活用されており、アクティビティ体験においてでも、SNS映えを意識した撮影プランが特に予約されています。
シュノーケリングやカヌー・カヤック、SUPなどのアクティビティでは、ガイドらによるGoProなどでの撮影プランが人気でした。
観光庁が発表した「2024年4~6月期 訪日外国人の消費動向」によれば、「出発前に役に立った旅行情報源」の上位は「動画サイト」(37.6%)、「SNS」(35.8%)、「個人のブログ」(23.1%)となっており、言葉がわからなくても伝わる写真や映像が重要な役割を果たしています。
そのため旅行者自身も、思い出を残すと同時に、発信することも目的として撮影込みプランを選択する傾向がみられます。
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<参照>
株式会社アクティビティジャパン:国内・インバウンドで注目の2024年アクティビティランキング&体験動向を発表!
【7/23開催】育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは
本セミナーでは、インバウンド観光における地方誘客や地域消費拡大の鍵として、「ローカルガイド」の可能性に焦点を当てます。
観光地では今なお、多言語で地域の歴史や文化を伝えられるガイドが不足しており、「訪日外国人の受け入れ体制が十分とはいえない」と感じている自治体も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。
2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました
誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。
本セミナーでは、株式会社羅針盤と株式会社movが共催し、インバウンドを地域でどう受け入れ、地域の魅力をどう伝えるか。そのために欠かせないローカルガイドを増やすための具体的な打ち手や、現場での実践例を詳しくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- いま注目のローカルガイドについて学べる!
- 地域としてインバウンドをどのように受け入れられるのかがわかる!
- インバウンドの満足度や消費を高めるための地域の魅力の伝え方について学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは【7/23開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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