観光庁は、全国通訳案内士試験の試験範囲などに活用される「観光庁研修テキスト」の改訂を行い、名称を「通訳ガイドテキスト(初版)」に変更の上、発行したと発表しました。
「通訳ガイドテキスト(初版)」は、2025年度試験から「通訳案内の実務」の試験範囲となります。
関連記事:観光庁、2025年度「先駆的DMO」募集中 締切は4/30
「観光庁研修テキスト」改訂
観光庁では、通訳ガイドが活躍できる環境の整備や、活用促進を目的として、通訳ガイド制度を運用しています。
全国通訳案内士は、通訳案内士法において「報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう。)を業とする。」と定義されています。言語以外にも文化や歴史などの知識が求められ、「訪日外国人を幅広い面でサポートし、おもてなしをする」という仕事を担います。
全国通訳案内士になるためには、国家試験である「全国通訳案内士試験」に合格する必要があります。
関連記事:全国通訳案内士とは?言語系唯一の国家試験について詳細解説 科目、合格率、日程など
2025年度の全国通訳案内士試験の試験範囲に
今回の改訂のポイントは、以下の3点です。
- テキストの名称を「通訳ガイドテキスト(初版)」に変更
- 通訳案内士だけではなく通訳ガイドにも役立つよう、観光情勢などに関する最新情報を反映
- 高付加価値旅行者への対応やコミュニケーションなど、通訳案内の実務を扱う章を追加
また、全国通訳案内士試験の代行を行う日本政府観光局(JNTO)では、2025年度の全国通訳案内士試験の概要を更新しました。
「通訳ガイドテキスト(初版)」は、2025年度試験から「通訳案内の実務」の試験範囲となります。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
観光庁:「観光庁研修テキスト」を改訂しました~通訳ガイドに必須の1冊!~
日本政府観光局(JNTO):2025年度全国通訳案内士試験
【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
今回は「ホテル内レストランのお悩み解決編」として、レストランの認知向上と衝動来店につなげるためのGoogleマップ活用法を解説します。
ホテル内レストランでは、
- 「宿泊者以外の集客が難しい」
- 「メディアや広告に頼らざるを得ない」
といった課題の声を多く耳にします。
宿泊者以外の利用を広げていくためには、レストランを利用者が見つけやすくし、検索から来店までの導線を整えることが重要です。
本セミナーでは、宿泊業界のデジタルマーケティングに特化したキャリアを持つエキスパートの徳永が、Googleマップを活用してお客様の衝動来店を促すための実践的なポイントをわかりやすくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- ホテル内レストランが取り組むべき課題を整理できる!
- “衝動来店”を促すGoogleマップの実践的な工夫が学べる!
-
宿泊業界のデジタルマーケティングに精通したエキスパートに直接質問できる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!