訪日ラボ運営会社の株式会社movが、「口コミコム 」の分析機能を用いて業界別や企業の調査レポートを紹介する本連載(連載はこちら)。
今回は、タコス・ブリトーチェーン3ブランド(Taco bell/TACO RiCO/Guzman y Gomez)に寄せられた口コミを調査しました。
「ブランド別の平均評価(★の数)」や「キーワード分析」に加え、口コミコムの新機能である外国語口コミ分析を用いた「各ブランドの口コミにおける外国語比率と言語内訳」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
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調査結果(抜粋)
本調査は、タコス・ブリトーチェーン3ブランドに寄せられた口コミ934件を対象に行いました。
- Taco bell(株式会社TBJ):10店舗
- TACO RiCO(ハピタ株式会社):5店舗
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Guzman y Gomez(株式会社トランジットメキシカンフードオペレーション):4店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。調査の全容をご覧になりたい方は、レポートをダウンロードしてご確認ください。
1店舗あたりの口コミ数が多いのは「Guzman y Gomez」、平均評価が高いのは「TACO RiCO」

こちらの散布図では、調査対象3ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。
1店舗あたりの口コミ数がもっとも多いブランドは「Guzman y Gomez」で62.8件、平均評価(★の数)がもっとも高いブランドは「TACO RiCO」で★4.05でした。
キーワード「タコス」のポジティブ率はブランド間で差が出る結果に

こちらの表では、調査対象3ブランドにおける、「商品」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< キーワード:タコス >
キーワード「タコス」の使用回数は3ブランドすべてにおいて多くなっていますが、「Taco bell」とその他2ブランドでポジティブ率に差が出る結果となりました。実際の口コミでは、タコスの大きさやボリューム感に不満の声が多く寄せられていました。
< キーワード:ドリンク >
「Guzman y Gomez」ではキーワード「ドリンク」のポジティブ率が他2ブランドに比べて低くなっています。実際の口コミを見てみると、ドリンクセットの値段設定にネガティブな口コミが多く見られました。
レポートでは他にも、キーワード「オペレーション」「接客」「料金」について分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
もっとも外国語口コミ比率が高かったブランドは「Guzman y Gomez」

こちらのグラフでは、調査対象3ブランドの口コミにおける「外国語口コミ比率」を算出しています。
もっとも外国語口コミ比率が高かったブランドは「Guzman y Gomez」で51.1%、次いで「TACO RiCO」で42.2%となっています。
3ブランド全てで外国語評価が日本語評価よりも高い

こちらのグラフでは、調査対象3ブランドの「日本語口コミの平均評価」「外国語口コミの平均評価」を示しています。
全てのブランドで外国語評価が日本語評価よりも高くなっています。その差は「TACO RiCO」でもっとも大きく、外国語評価が0.48pt高い結果となりました。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2024年5月1日〜2025年3月31日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:934件
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】
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