日本百貨店協会は2025年4月25日、2025年3月の全国百貨店売上高概況を発表しました。
2025年3月の免税総売上高は約442.2億円で、36か月ぶりにマイナスとなりました。一方、購買客数は約51.5万人で、3月として過去最高を記録しました。
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日本百貨店協会、2025年3月の全国百貨店売上高概況を発表
2025年3月の百貨店売上総額(免税売上高以外も含む)は約4,953億円で、前年同月比で2.8%減となり、2か月連続のマイナスとなりました。全国的に寒暖差が大きく不安定となったことから春物商材の動きが鈍かったことや、免税売上高が低迷したことが影響したと考えられます。
インバウンドの動向のうち、免税購買客数は51.5万人(前年同月比13.4%増)と、3月として過去最高を記録しました。一方、売上高は約442億円と36か月ぶりのマイナスとなりました。背景としては、世界的な景気後退の懸念や円高傾向により、高額商材の買い控えなどが起こったものとみられています。
免税売上高の内訳を見ると、一般物品が前年同月比16.4%減の約357億円となった一方で、化粧品や食品などの消耗品は前年同月比25.0%増の約85.2億円となり、特に化粧品が好調に推移したことがわかりました。
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<参照>
日本百貨店協会:
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
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- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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