アントインターナショナルは5月9日、Alipay+(アリペイプラス)が提携するEウォレットの消費データによる最新トレンドを発表しました。
2025年ゴールデンウイーク(5月1日~5日)の期間中、訪日外国人旅行者による消費は前年を大きく上回り、日本は総決済額において、Alipay+を利用する旅行者の人気渡航先で2位となりました。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)GW期間の人気渡航先、2位に日本
Alipay+は、アジアやヨーロッパの36のEウォレットを旅行先でそのまま利用できるサービスで、日本でも19の海外Eウォレットと銀行アプリに対応しています。
Alipay+利用者の国・地域別決済額ランキングによると、GW期間中の人気渡航先は、以下の結果になりました。
- 香港
- 日本
- マカオ
- 韓国
- タイ
- マレーシア
- シンガポール
- フランス
- カナダ
- イタリア
日本は2位にランクインしており、GW期間中に多くのインバウンド客が日本を訪れたと推測されます。
福井・和歌山・群馬で前年比100%以上の増加
アントインターナショナルの統計によると、都市部のみならず、地方においてもインバウンド客の購買行動が増加したことがわかりました。
特に、福井県、和歌山県、群馬県の3県では、Alipay+決済額が前年同期間比で100%を超える伸びとなっています。また、鹿児島県や香川県、長野県などにおいても、インバウンド客の活発な消費が見られました。
アントインターナショナルによると、訪日客の間で、よりパーソナライズされた現地ならではの体験を求める傾向が強まっているということです。また、シェアサイクルの利用など、新たな消費トレンドも見られています。
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<参照>
アントグループ:Alipay+を利用する旅行客、日本が人気渡航先2位に
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