旅先での体験やアクティビティに関するビジネスを行うARIVALは5月5日、ヨーロッパの旅行者に関する調査結果を発表しました。
同調査は、フランス、ドイツ、スペイン、イギリスの旅行者1,600人を対象に実施されました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)旅行回数少ないが、滞在は1週間以上
ヨーロッパの旅行者の多くは、2024年の旅行回数が3回以内にとどまりましたが、1回あたりの平均滞在日数は1週間程度と、長めの滞在が主流でした。旅行者は、長い滞在期間でさまざまなアクティビティを体験していると考えられます。
中でもフランス人とドイツ人は、旅行の頻度も高く、旅行に多くの時間を費やしていました。
今後の傾向としては、インフレや経済の不確実性、政治的不安定さが影響し、多くの旅行者が2025年の旅行回数を減らす予定ということです。
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若者は「没入感」「インタラクティブ」求める
ヨーロッパの旅行者は、文化遺産や美術館など、旅先の歴史と文化に触れる体験を重視しています。特に55歳以上の旅行者は、文化体験を求める傾向が強くなっています。
一方、若者は遊園地やアウトドアツアーなど、没入感がありインタラクティブ(双方向的)な体験を求めています。
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<参照>
ARIVAL:Who’s Traveling, What They Book: European Edition!
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