観光庁は5月9日、「多様な食習慣や文化的習慣を持つ訪日外国人旅行者の受入環境整備に向けたモデル事業」の公募を開始しました。
締切は、6月9日(月)17時必着です。
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【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
観光庁、多様な食習慣を持つ訪日客受け入れに取り組むモデル地域を募集
観光庁では、多様な食習慣・文化的習慣を持つ訪日外国人の受け入れ環境整備を推進しており、2024年には「ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム旅行者おもてなしガイド」を策定しました。
今回、地方公共団体や観光地域づくり法人(DMO)を中心に、複数の関係者が連携して受け入れ環境整備に取り組むモデルを構築することを目的に、モデル地域を公募します。
公募内容
申請対象団体は、本事業に関して主体的に取り組む地方公共団体およびDMOなどです。
ベジタリアン・ヴィーガン、ムスリムなど、多様な食習慣・文化的習慣を持つ訪日外国人の受け入れ対応を目的とした、以下の実証事業を行う地域・事業者を募集します。
- 多様な食習慣や文化的習慣を持つ訪日外国人の、誘客促進・観光消費拡大に向けた事業
- 地方公共団体、DMO、飲食業、宿泊業、旅行業など、観光関係者が連携した旅行環境整備事業
- 「戦略・計画」「人材育成・体制強化」「環境整備」「情報発信」「旅行商品造成」にかかる事業
採択された地域は、取り組みの実施にあたり、事務局や専門家による伴奏支援を受けることになります。
公募期間
すべての提出書類を準備の上、メールにて申請が必要です。
募集締切は、6月9日(月) 17時必着です。
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<参照>
観光庁:「多様な食習慣や文化的習慣を持つ訪日外国人旅行者の受入環境整備に向けたモデル事業」の公募を開始します!
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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