観光庁は、観光地域づくり法人(DMO)の観光地経営戦略の策定に寄与する、データ活用のモデル事業に取り組む公募を受け付けています。
締切は、6月23日(月)17時必着です。
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観光庁、DMOの経営戦略策定に向けたデータ活用モデルの創出へ
観光庁では、DX推進が観光地の課題解決につながるとして、2021年度から先進事例の構築に向けた実証実験などを実施し、観光DXの推進に取り組んでいます。
全国的な観光需要の回復と拡大に伴い、訪日客を含む旅行者の地方誘客を促進するためにも、観光地域づくり法人(DMO)によるデータ収集・分析を戦略策定につなげていく必要があると考えられています。
募集内容
「観光地域づくり法人(DMO)の経営戦略策定に向けた データ活用モデル実証事業」では、DMOの観光地経営戦略策定につながるモデルの創出に向け、基礎的で汎用性の高い実証事業に取り組む、以下のモデルを募集しています。
- シームレスな地域サイトのデータ活用モデル
- CRM(顧客関係管理)のデータ活用モデル
- DMP*のデータ活用モデル
*DMP…Data Management Platformの略。さまざまなデータを一元的に収集・統合・分析するための基盤となるシステム
地域サイトやCRM、DMPのそれぞれについて、外部人材による伴走支援を行い、汎用的なデータ分析の手法について整理し、観光地経営戦略の策定に寄与する提案が求められています。
対象は登録DMOで、DMOまたはDMOを主体としたコンソーシアムでの応募が基本となります。
なおこの事業は補助金や交付金の類ではなく、観光庁における調査事業の一環として行われます。事業規模は、1事業あたり600万円が上限となる想定ですが、採択件数や採択過程において事業費が調整されます。
受付期間:6/23まで
申請の際には、必要書類をすべて揃えた上で、所定のアドレス宛にメールにて提出する必要があります。
募集締切は6月23日(月)17時までです。また、6月13日(金)17時まで本事業に関する質問を受け付けています。
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<参照>
観光庁:「観光地域づくり法人(DMO)の経営戦略策定に向けた データ活用モデル実証事業」の公募を開始します
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