消費者は「価格に見合う価値」には積極的に支出 EYが体験型エンタメに関する調査を発表

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ロンドンを本拠地とするアーンスト・アンド・ヤング(EY)は5月7日、体験型エンターテイメント(クルーズ、テーマパーク、ローカルエンターテインメント、スポーツ、ライブなど)に関する消費者調査の結果を発表しました。

同調査は、米国、英国、西ヨーロッパ、アジア太平洋地域の4,000人以上の消費者を対象に行われました。

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最もお金を使うエンタメは「ローカル」「ライブ」

過去1年間で最も購入したメディア&エンターテイメント商品(以下、M&E商品)については、ローカルエンターテイメント(48%)と回答した割合が最も多く、次いでライブエンターテイメント(46%)となりました。

さらに消費者の21%が、今後1年間でそれらの支出を増やす予定と回答しています。

M&E商品への関心は、地域で大きく違いがあります。米国は、今後12か月以内にカジノ訪問を計画している割合が高く、アジア太平洋地域は、ほかの地域と比較してテーマパークへの関心が高くなっています。

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「価格に見合う価値」には積極的に支出

M&E商品を購入する際の検討事項については、価格と、価格に見合う価値を得られるかどうかを重視する人が最も多くなりました(59%)。

また楽しみを妨げる最大の要因としても、高額な費用(52%)を挙げる人が最も多く、混雑した空間や長い待ち時間(それぞれ42%)を上回りました。

一方で、過去1年間に大型テーマパーク訪問やクルーズを購入した人の49%、カジノ・リゾートやスポーツイベントを購入した人の3分の1以上が、アップグレードやプレミアムオプションを購入していました。

これらのケースでは、多くの人が追加費用に見合う価値があると感じており、テーマパークアップグレードした人の56%が「期待通りだった」と回答しています。

特にアジア太平洋地域は、大型テーマパークやスポーツイベントなど、エンターテイメントのプレミアムパッケージを購入する傾向が高くなっています。

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テクノロジーがエンタメ体験を向上

同調査では、エンターテイメント体験におけるテクノロジーの役割についても明らかにされています。

幅広い年齢層の消費者が、エンターテイメント体験を向上させる重要な要素としてテクノロジーを挙げており、主にデジタルチケット、地図・道案内ツール、非接触決済・チェックインを便利だと感じているようです。

特にスピードと効率を求めるZ世代は、積極的にテクノロジーを活用しており、66%が今後1年間でテーマパークのファストパスや優先パスを購入する予定であると回答。消費者全体(59%)を上回りました。

若者は「持続可能性」への投資に前向き

エンターテイメント体験を購入する動機については、ほとんどの消費者が、「喜びや興奮を求めている」「大切な人と充実した時間を過ごしたい」を挙げました。一方で、若年層(Z世代ミレニアル世代)は、「メンタルヘルスの改善」を挙げる傾向にありました。

また若年層は、地域社会への貢献をはじめ、「持続可能性」に関する項目に対して、追加費用を支払うことに寛容であることがわかりました。一般的に若年層は経済的余裕が少ないことを踏まえると、こうした特徴は興味深いポイントと言えるでしょう。

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<参照>

EY:EY survey: Amid global uncertainty, consumers are seeking local and live entertainment experiences — but tech remains a key enabler

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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