Trip.com Group、「観光イノベーション基金」を設立 観光業界のイノベーション推進へ

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世界最大級のOTATrip.com」を運営するTrip.com Groupは、上海で開催された「Envision 2025」カンファレンスにおいて、今後の旅行業界のビジョンと戦略を発表しました。

カンファレンスには世界各国から3,000人を超える旅行業界のリーダーやパートナーが集結し、イノベーションとサステナビリティで業界の変革を主導する方針を示しました。

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Trip.com Group、「Envision 2025」で旅行業界のビジョンと戦略を発表

Trip.com Groupはカンファレンスで、約1億米ドル規模となる「Tourism Innovation Fund(観光イノベーション基金)」の設立を発表しました。この基金は、旅行のあり方を再定義する画期的なアイデアと、商業的イノベーションの支援を目的としています。

重点的な取り組みとして、「地域体験の革新」としてデジタルフェスティバルや没入型グルメイベントなど、知名度の低い観光地を世界に発信して、文化観光を促進する大型プロジェクトを支援します。

さらに約140万米ドル規模の支援を提供し、持続可能性やテクノロジー、文化遺産、観光地開発などの分野で革新を遂げた個人や団体を「Tourism Innovation Award(観光イノベーション賞)」として表彰するとしています。

イノベーションとサステナビリティを推進

同社の共同創業者ジェームズ・リャン会長は基調講演で、「イノベーションが旅行業界の推進力であり、我々のビジョンの中核である」と述べました。

またサステナブルな旅行の推進のため設立された非営利団体「トラバリスト(Travalyst)」の創設者である英ヘンリー王子が初登壇し、サステナブルツーリズムの重要性を訴えました。

Trip.com Groupは、オーストリア政府観光局やニュージーランド政府観光局などと、新たなパートナーシップも発表しました。ほかにもインドネシアのArchipelago Internationalや、マレーシアのSeafest Sdn Bhd、タイのCentara Hotels & Resortsとも提携して、アジア地域の宿泊ネットワークを拡充するとしています。

▲「Envision 2025」カンファレンスの様子:株式会社Trip.com International Travel Japanリリースより
▲「Envision 2025」カンファレンスの様子:株式会社Trip.com International Travel Japanリリースより

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<参照>

株式会社Trip.com International Travel Japan:Trip.com Group、「Envision 2025」カンファレンスで未来の旅行を創造するロードマップを発表

【6/11開催】欧米豪インバウンドに刺さる!“地域にどっぷり浸かる”ローカルイマーシブ観光とは?


本ウェビナーでは、株式会社movと株式会社大阪メトロ アドエラの共催により、欧米豪向けインバウンドをターゲットとした「ローカルイマーシブ “地域にどっぷり浸かる没入体験”の提供」をテーマに最新情報をお届けします。

2025年大阪・関西万博の開催を契機に、欧米豪を中心とした訪日外国人観光客が関西を中心に日本全国に訪れる機会が急増しています。

一方で、地域の受け入れ側には「英語対応が難しい」「どう関わればいいかわからない」「コンテンツや訴求方法がわからない」「対応できる人材がいない」といった課題も多く、せっかく外国人観光客が訪れても、地元に経済的な波及効果が十分届いていないのが現状です。

本セミナーでは、大阪メトロ アドエラが展開する欧米豪向けインバウンド事業「Osaka JOINER」をもとに“まち全体でインバウンド受け入れるスキーム”を通じた、インバウンドに関わる人と経済のパイを増やすための可能性を紹介します。

観光施策、まちづくりに携わる方にとって、明日から活かせるヒントが満載です。

<本セミナーのポイント>

  • 欧米豪インバウンドに刺さる「ローカルイマーシブ観光」の実践例がわかる!
  • 多様な人材や事業者を巻き込む”まち全体”に経済効果を波及させる仕組みがわかる!
  • 旅行者目線を徹底し、英語対応が難しくても、無理なくインバウンドを受け入れる方法が学べる!
  • 旅行者満足度を獲得することで、マーケティング・プロモーションなど、広がる可能性がわかる!

詳しくはこちらをご覧ください。

欧米豪インバウンドに刺さる!“地域にどっぷり浸かる”ローカルイマーシブ観光とは?【6/11開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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