公益社団法人 京都市観光協会は5月30日、京都市観光協会データ月報(2025年4月)を公開しました。
データによると、京都市内主要ホテルにおける4月の客室稼働率は89.5%で、コロナ禍以降の最高値となりました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)4月の京都市内ホテル、客室稼働率がコロナ後最高に
4月の京都市観光協会データによると、京都市内主要ホテル106施設における客室稼働率は89.5%で、前年同月比3.9ポイント増となりました。これは、2024年10月の88.8%を上回っており、コロナ禍以降の最高値となっています。
また、平均客室単価は3万640円で、2014年の統計開始以来、初めて3万円を超えました。
調査対象施設における外国人延べ宿泊数は77万3,673泊で、前年同月比18.2%増と大きく伸長しました。国・地域別では、アメリカが1位となっています。
一方で、市内4百貨店の免税売上額は約35.8億円となり、前年同月比で30.0%減少しました。
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6・7月も堅調に推移する見通し 万博需要は限定的
4月時点の今後の客室稼働率の予測値は、5月:81.6%(前年同月実績83.6%)、6月:77.4%(同79.3%)、7月:76.7%(同75.4%)となっており、為替相場などの市場環境に大きな変化がなければ、前年並みで堅調に推移する見通しです。
また、大阪・関西万博が京都市内の宿泊需要に与える影響は、今のところ限定的なものに留まるとしています。

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公益社団法人 京都市観光協会:京都市観光協会データ月報(2025年4月)
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