東海旅客鉄道株式会社(JR東海)と株式会社JR東日本スマートロジスティクスは、京都駅で初となる多機能ロッカー「マルチエキューブ」を設置しました。
手ぶら観光の推進に向けた取り組みの一環として、観光客の利便性や快適性を向上させるとともに、市バス等の公共交通機関の混雑緩和を目指すとしています。
関連記事:京都市、2024年の外国人観光客数が1,088万人で過去最高
インバウンド対策サービスを探している方必見!無料で資料DLできる「訪日コム」を見てみる
JR東海、京都駅に多機能ロッカー「マルチエキューブ」設置
京都駅に設置された多機能ロッカー「マルチエキューブ」は、6月12日からサービスを開始しました。
多機能ロッカーは、従来の荷預けに加えて、京都市内の提携宿泊ホテルへの当日発送機能も兼ね備えています。また専用Webサイトより、利用日の1か月前から予約できるため、より快適に手ぶら観光を楽しめます。
同ロッカーは、京都駅八条口のみやこ夢てらす1階に計72口が設置されています。利用料金は、荷預けが1日Sサイズ400円、Mサイズ500円、Lサイズ700円で、宿泊ホテルへの当日配送は荷物1個あたりSサイズ1,500円、Mサイズ1,600円、Lサイズ1,700円です。
またキャッシュレス決済(交通系ICカード、クレジットカード、二次元コード)に対応しており、現金は不可となっています。
公民連携プラットフォームを活用し、手ぶら観光を推進
当該事業は、京都市交通局が公民連携プラットフォーム「KYOTO CITY OPEN LABO」を通じ、「『バスから地下鉄への利用誘導』と『手ぶら観光の推進』による市バスの混雑緩和」に資する取り組みを募集したところ、JR東海の提案によって実現しました。
公民連携プラットフォーム「KYOTO CITY OPEN LABO」とは、京都市が抱えるさまざまな課題に対して、民間企業等からアイデアなどを募集し、共に課題解決に取り組む仕組みです。
ほかにもJR東海では、EXサービス予約サイト内で、京都市内の移動に便利な地下鉄・バス1日券や観光特急バス紹介ページのリンクバナーを掲載し、地下鉄とバスを組み合わせた移動や、観光特急バスの利用促進による市バスの混雑対策にも取り組んでいるとしています。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
東海旅客鉄道株式会社:【JR東海】京都駅で「初」となる多機能ロッカーの設置~手ぶら観光の推進、公共交通機関の混雑緩和~
【6/24開催】集客の両輪を加速させる!新規とリピーターで“人が集まる”仕組みづくり
競合店舗がひしめく中で、お客様に選ばれ続けるためには「単発的な集客施策だけでは不十分」と感じられている店舗事業者の方も多いのではないでしょうか?
集客力を最大化するには、「新規顧客の獲得」と「再来店の促進」この2つの視点を両立することが必要不可欠です。
本セミナーでは、店舗ビジネス向けメディア「口コミラボ」を運営する株式会社movと、セミカスタム型アプリパッケージ「App Publisher」を提供するエンバーポイント株式会社が共催し、
・新しいお客様を呼び込むための口コミ活用術
・お客様にリピートしてもらうためのアプリを活用したCRM戦略
について、それぞれ解説いたします。
新規集客・リピーター獲得に課題を感じている方は、ぜひご視聴ください!
<本セミナーのポイント>
- 新しいお客様を呼び込むための口コミの収集、活用方法が学べる!
- アプリを活用したリピーターを獲得するためのCRM戦略が学べる!
- 各企業の実例から”明日から使えるテクニック”が学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→集客の両輪を加速させる!新規とリピーターで“人が集まる”仕組みづくり【6/24開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!