京都駅、初の多機能ロッカー設置 手ぶら観光を推進

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東海旅客鉄道株式会社(JR東海)と株式会社JR東日本スマートロジスティクスは、京都駅で初となる多機能ロッカー「マルチエキューブ」を設置しました。

手ぶら観光の推進に向けた取り組みの一環として、観光客の利便性や快適性を向上させるとともに、市バス等の公共交通機関の混雑緩和を目指すとしています。

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JR東海、京都駅に多機能ロッカー「マルチエキューブ」設置

京都駅に設置された多機能ロッカー「マルチエキューブ」は、6月12日からサービスを開始しました。

多機能ロッカーは、従来の荷預けに加えて、京都市内の提携宿泊ホテルへの当日発送機能も兼ね備えています。また専用Webサイトより、利用日の1か月前から予約できるため、より快適に手ぶら観光を楽しめます。

同ロッカーは、京都駅八条口のみやこ夢てらす1階に計72口が設置されています。利用料金は、荷預けが1日Sサイズ400円、Mサイズ500円、Lサイズ700円で、宿泊ホテルへの当日配送は荷物1個あたりSサイズ1,500円、Mサイズ1,600円、Lサイズ1,700円です。

またキャッシュレス決済(交通系ICカード、クレジットカード、二次元コード)に対応しており、現金は不可となっています。

公民連携プラットフォームを活用し、手ぶら観光を推進

当該事業は、京都市交通局が公民連携プラットフォーム「KYOTO CITY OPEN LABO」を通じ、「『バスから地下鉄への利用誘導』と『手ぶら観光の推進』による市バスの混雑緩和」に資する取り組みを募集したところ、JR東海の提案によって実現しました。

公民連携プラットフォーム「KYOTO CITY OPEN LABO」とは、京都市が抱えるさまざまな課題に対して、民間企業等からアイデアなどを募集し、共に課題解決に取り組む仕組みです。

ほかにもJR東海では、EXサービス予約サイト内で、京都市内の移動に便利な地下鉄バス1日券や観光特急バス紹介ページのリンクバナーを掲載し、地下鉄バスを組み合わせた移動や、観光特急バスの利用促進による市バスの混雑対策にも取り組んでいるとしています。

▲「マルチエキューブ」設置ロッカーイメージ:東海旅客鉄道株式会社プレスリリースより
▲「マルチエキューブ」設置ロッカーイメージ:東海旅客鉄道株式会社プレスリリースより

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<参照>

東海旅客鉄道株式会社:【JR東海】京都駅で「初」となる多機能ロッカーの設置~手ぶら観光の推進、公共交通機関の混雑緩和~

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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