四国ツーリズム創造機構は6月16日、四国ブランドの確立と国内外からの誘客拡大を目指す「2025年度の事業計画」を公表しました。
インバウンド向けには、「旅ナカ」「旅アト」のプロモーションとして、万博期間中の大阪・難波でのプロモーション実施のほか、四国を訪れた外国人観光客によるSNS発信を誘発する事業などを展開するとしています。
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四国ツーリズム創造機構、「2025年度の事業計画」公表
四国では2024年の外国人延べ宿泊者数は約162.2万人泊（前年比176%）となり、インバウンド需要が急速に拡大しています。一方で日本人延べ宿泊者数は、約1,264.7万人（前年比88.9%・2019年比95.1%）にとどまっています。
これを踏まえ、2025年の新規施策として国内誘客向けに、四国のジオパークを切り口にしたジオツーリズム*の推進や、涼しく過ごせるスポットをPRするキャンペーンを展開します。
*ジオツーリズム…地質および地形や景観、風土、歴史、生活文化など、地質に関連する領域を切り口として整備されたジオパークにおいて「自然と人間の関わり」をテーマに訪れた人々が知的感動、楽しみなどを味わい、将来に向けて環境保全の大切さを実感できるツアー
訪日客向け：万博中のプロモーションやSNS発信の誘発を実施
インバウンド向けには、これまで大阪・関西万博に向けて重点的に取り組んできた「旅マエ」プロモーションに加えて、「旅ナカ」「旅アト」のプロモーションとして万博期間中に大阪・難波でプロモーションを実施します。
また、四国を訪れた外国人観光客によるSNS発信を誘発する事業を展開します。
ほかにも、持続可能な観光の推進やアドベンチャートラベルに対応するスルーガイド育成、旅行会社とのマッチングイベントなどを通じたネットワーク構築、視察ツアーや商談会の開催、国際的な旅行博への出店などを実施する計画です。
四国ツーリズム創造機構は、今後も四国4県や観光協会、域内DMOなどと連携系強化を図りながら、観光誘客の拡大と四国ブランドの確立につなげていくとしています。
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＜参照＞
一般社団法人四国ツーリズム創造機構：(一社)四国ツーリズム創造機構の「2025年度事業計画」を公表いたしました
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