四者協議会、成田空港「エアポートシティ」構想について合意 周辺地域が目指す姿の指針に

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千葉県は、6月12日に開催された「成田空港に関する四者協議会」の結果について発表しました。

同協議会は国土交通省千葉県、成田国際空港株式会社、および空港周辺の9市町によって構成され、成田空港の機能充実と、地域との共生の推進に向けた課題を協議することを目的としています。

会議では、成田空港における「エアポートシティ」構想や、同空港で推進されるビッグプロジェクトの総称について合意がなされました。

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四者協議会、成田空港「エアポートシティ」構想について合意

同会議では、成田空港「エアポートシティ」構想について合意がなされました。

この構想は、年間発着枠の拡大や旅客ターミナルの再整備といった空港再編をきっかけに、空港周辺地域において目指すべき姿を検討するための「議論の出発点」と位置付けられています。

世界で人口増加やグローバル化が進む一方で、日本国内においては、人口減少・少子高齢化、国際競争力の低下などが課題となっています。そこで成田空港および周辺地域は、世界の成長を取り込みながら、日本経済の再活性化と地域の持続的な発展をけん引する「未来志向型のエアポートシティ」となることを目指します。

本構想では、目指すビジョンとして、“誰もが輝き、世界と響き合うフラッグシップ・エアポートシティ”を掲げています。このビジョンを実現するため、「産業・イノベーション」「ウェルビーイング」「交通・モビリティ」「ダイバーシティ・サステナビリティ」の4つの視点からアプローチを行うとしています。

また同会議では、B滑走路の延伸やC滑走路の新設などを含む「更なる機能強化」および、新旅客ターミナル整備などを含む「『新しい成田空港』構想」の総称について協議し、“成田空港第2の開港プロジェクト”に決定しました。

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訪日ラボ編集部

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